メキシコの家族が春節準備 ランタンと紅包で「中国文化」を暮らしに video poster
2026年2月中旬、春節(旧正月)を目前に、メキシコのある家庭が“家の中から”お祝いムードを整えています。SNSで広がる「Becoming Chinese(中国式の暮らしに寄せていく)」という生活トレンドと重なり、春節が国境を越えて日常に入り込む瞬間が注目されています。
「熱いお湯」「お粥」「八段錦」…暮らしの中の“中国っぽさ”が話題に
断片的な情報から見えてくるのは、いわゆる観光的な“イベント体験”というより、日々の習慣そのものに関心が向いている点です。たとえば、
- 温かいお湯を飲む、魔法瓶(保温ボトル)を持ち歩く
- 体にやさしいお粥を選ぶ
- 八段錦(はちだんきん:伝統的な健康法の一つで、ゆっくりした動きが特徴)で呼吸と動きを整える
こうした要素が「気づけば自分の生活が“とても中国的な時間”に入っている」と語られる背景になっているようです。
メキシコのマウロさん、春節の買い出しへ
中国文化が好きだというメキシコのマウロ・アルトゥーロ・サラサール・サバラさんは、春節を前に地元の中国系スーパーマーケットへ。家族と一緒に祝うため、飾りつけや小物をまとめてそろえました。
買い物かごに入ったのは「見た目で季節が変わる」アイテム
- ランタン(提灯)
- 馬をモチーフにした飾り
- 紅包(ホンバオ:赤い封筒。家族の間で気持ちを包む習慣として知られる)
部屋の色が変わるだけで、家族の会話や週末の過ごし方まで変わっていく——春節の準備は、そんな“空気のスイッチ”になりやすいのかもしれません。
なぜ今、春節が「生活トレンド」と結びつくのか
春節は、食・健康・家族行事・贈り物といった要素が一度に立ち上がる季節行事です。さらに、短い動画や投稿で「暮らしの型」が共有されやすい今、ランタンや紅包のように視覚で伝わる記号が、国や言語を越えて広がりやすくなっています。
一方で、文化は“映え”だけでなく、背景にある意味や家族の文脈と一緒に受け取られてこそ長続きします。マウロさんのように、家族の時間として丁寧に取り入れる姿は、春節が「海外の行事」から「自分の暮らしの節目」へ変わる入口を示しているようにも見えます。
Reference(s):
cgtn.com








