イスラエル軍「レバノン南部で活動」 国境地上行動と攻撃の応酬が激化
2026年3月3日、イスラエルは「部隊がレバノン南部で活動している」と発表しました。レバノン側の治安筋や目撃者情報では、イスラエル軍の車両が国境線(ブルーライン)を越えてレバノン領内に進入したとされ、緊張が高まっています。
何が起きたのか(3月3日の動き)
- イスラエルは、レバノンの親イラン組織ヒズボラへの攻撃を継続する中で、「レバノン南部で部隊が活動している」と表明しました。
- 同日、ヒズボラはイスラエル軍の拠点に対し、無人機(ドローン)とロケットによる一連の攻撃を行ったとされています。
- イスラエル軍は、国境を越えた地上での前進や、国境付近の複数地点での部隊展開は、国境地帯の住民の安全確保を目的とする「強化された前方防御態勢」の一部だと説明しています。
イスラエル側:追加の「戦略的地域」を確保する権限を付与
イスラエルのイスラエル・カッツ国防相は、ベンヤミン・ネタニヤフ首相とともに、軍に対して「レバノンで追加の戦略的地域を前進し確保する」ことを承認したと述べました。国防相は、この動きがイスラエル側の国境の町を守るために、レバノン領内で新たな陣地を確保する狙いだと説明しています。
レバノン側情報:戦車とブルドーザーがブルーライン越え、約1km進入
レバノンの治安筋と目撃者の情報として、イスラエル軍の戦車1両と軍用ブルドーザー3台が現地時間午前8時ごろ、レバノンとイスラエルを隔てるブルーラインを越えてレバノン領内へ入り、約1km進んだと伝えられています。
さらに部隊は、南部国境地帯の東側セクターにある村アダイセと町ブルジュ・アル・ムルークの間に位置するタル・アル・ナハス方面へ移動し、現地でブルドーザーによる造成(掘削・整地)作業を行ったとされています。
治安筋は、レバノン軍がイスラエル部隊の動きを監視しているとも述べています。
今後の焦点:地上での動きが「一時的」か「定着」か
今回の情報の中心は、国境付近での部隊運用が「防御態勢の強化」と説明される一方で、レバノン側では実際にブルーライン越えの進入と作業が報じられている点です。今後、地上での活動範囲がさらに広がるのか、あるいは限定的な運用にとどまるのかが、情勢を見極めるポイントになりそうです。
Reference(s):
Israeli troops 'operating in southern Lebanon' as fighting intensifies
cgtn.com








