ハンガリー選挙、ティスザ党が過半数獲得でオルバン首相が敗北
2026年4月のハンガリー議会選挙で、ティスザ党が過半数を確保し、ヴィクトル・オルバン首相率いる与党は大幅な議席減となったことが、国立選挙事務局(NEO)の暫定結果で明らかになった。
選挙結果の概要
NEOが票率98.13%を集計した段階で、ティスザ党は得票率53.62%を記録し、199議席のうち約138議席を獲得すると予測されている。これは議会の二分の三以上に相当し、単独で過半数を超える勢いだ。
対照的に、与党のFidesz‑KDNP連合は得票率37.79%で約55議席と見込まれ、従来の支配体制は崩壊の危機に瀕している。
投票率と有権者数
- 有権者総数:約8.1百万人
- 投票率:約77.8%(過去最高水準)
主要人物のコメント
ティスザ党首のペテール・マジャール氏は「すべてのハンガリーの窓から見える決定的な勝利だ」と歓喜し、EU・NATOとの連携強化を訴えた。
大統領タマス・スリョク氏は「当選党と全議員に祝意を表する」と公式に祝辞を述べた。一方、オルバン首相は「結果は痛ましいが明確で、我々は国民の信託を失った」と受諾の姿勢を示した。
今後の政治展望
ティスザ党は選挙キャンペーンで、汚職根絶・法の支配の回復・EU関係の修復を掲げていた。過半数獲得により、これらの改革案を議会で推進できる可能性が高まる。
欧州連合や北大西洋条約機構(NATO)においては、ハンガリーが再び「強固な同盟国」としての立場を取り戻すことが期待されている。
議会は4年ごとに改選され、今回の結果は中東欧における政治的潮流に大きな影響を与えると見られている。
Reference(s):
Hungary's Tisza party wins majority as over 98% votes counted: NEO
cgtn.com








