スピードスケートW杯北京大会 ストルツが1000m制し3冠&11連勝
スピードスケートの国際ニュースです。ISU(国際スケート連盟)スピードスケート・ワールドカップ北京大会で、米国の世界チャンピオン、ジョーダン・ストルツ(20)が男子1000メートルを制し、今大会3つ目の金メダルを獲得しました。新シーズン開幕からの無敗記録を伸ばし、連勝は11レースに達しています。
北京で圧巻の3冠 1000mでもリンク記録を更新
男子1000メートル決勝でストルツは、1分7秒62のタイムで優勝しました。舞台は、北京冬季五輪でも使われたナショナル・スピードスケート・オーバルです。
このレースでは、北京冬季五輪でトーマス・クロルがマークしていた1分7秒92のリンク記録を、上位3人全員が上回りました。その中でもストルツは、最速タイムでフィニッシュし、会場の記録を塗り替えています。
ストルツは前日の大会初日に、男子500メートルと1500メートルでも優勝しており、北京大会だけで500m・1000m・1500mの3種目を制覇しました。短距離から中距離まで、まさに「隙のない強さ」を見せています。
「少し疲れていたが、最後まで持った」ストルツの手応え
レース後、ストルツは自身のコンディションについてこう振り返りました。
前日に500メートルと1500メートルを滑った影響で、「最初の1周は少し疲れを感じていた」としながらも、自分の持久力を信じて最後の1周をしっかりまとめたと語っています。実際、ラストまでスピードを落とさずに滑り切ったことが、記録更新と3冠達成につながりました。
ストルツは前日の500メートルでも、このリンクの記録を更新しており、北京の氷との相性の良さも印象づけています。
短・中距離の「第一人者」に 世界選手権から続く支配力
ストルツはここ2シーズン、世界選手権の500メートル、1000メートル、1500メートルで連続して金メダルを獲得してきました。短距離と中距離の両方で頂点に立ち続けており、男子スピードスケート短・中距離の第一人者としての地位を固めています。
今季のワールドカップでも、これで11レース連続勝利という驚異的な記録を更新中です。距離が変わっても勝ち続けている点が特徴で、単なるスプリント型でも持久型でもなく、「総合力の高さ」が際立ちます。
4つ目の金メダルはなるか 日曜の500m第2戦へ
ストルツは「勝ち続けているからこそ、その位置を守りたい」と語りつつ、「まだ明日が残っている。疲れはあるが、ベストを尽くしたい」と、次のレースに向けても集中を切らしていません。
大会最終日の男子500メートル第2戦でも出場予定で、北京大会で4つ目の金メダルを狙います。前回のワールドカップ長野大会でも、ストルツは500メートル、1000メートル、1500メートルに続き、2本目の500メートルを制して4冠を達成しており、今回も同じ偉業に挑む形です。
北京のリンクが映す「新世代」の勢い
今回のレースは、北京冬季五輪で世界の注目を集めたナショナル・スピードスケート・オーバルで行われました。そのリンク記録を、20歳の新世代スケーターが次々と塗り替えていることは、スピードスケートの「世代交代」と競技レベルの向上を象徴しているとも言えます。
ストルツのような若い選手が短・中距離で圧倒的な強さを見せることで、他の有力選手にとっても大きな刺激となり、今後の国際大会のレベルアップにつながっていきそうです。
押さえておきたいポイント
- ジョーダン・ストルツ(20)が、ISUスピードスケートW杯北京大会男子1000mで優勝
- 前日の500m、1500mに続く3つ目の金メダルで、今大会3冠を達成
- タイムは1分7秒62で、北京冬季五輪のトーマス・クロルの記録1分7秒92を更新
- 世界選手権2シーズン連続で500m・1000m・1500mを制しており、短・中距離の第一人者に
- ワールドカップでの連勝は11レースに到達し、日曜の500m第2戦で4つ目の金メダルを狙う
スピードスケートの国際ニュースとしてだけでなく、「若い才能がどのように競技を塗り替えていくのか」を考えるきっかけにもなる大会となっています。通勤時間やスキマ時間に、この圧巻の3冠ストーリーをぜひ押さえておきたいところです。
Reference(s):
Stolz races to third gold at ISU Speed Skating World Cup in Beijing
cgtn.com








