CBA江蘇ドラゴンズが広東を100-98撃破 13連敗止め今季初勝利
中国プロバスケットボールリーグCBAの2024-25レギュラーシーズンで、開幕から13連敗中だった江蘇ドラゴンズが、アウェーで広東サザンタイガースを100-98で破り、今季初勝利を挙げました。終盤まで流れが何度も入れ替わる接戦を、江蘇が執念でつかんだ一戦でした。
開幕13連敗からつかんだ、重い1勝
試合は中国南部・広東省東莞で行われました。ここまで江蘇は13戦全敗で、リーグ唯一の白星なしチームでしたが、この日ついに初勝利。しかも、相手の本拠地で2点差を守り切るという、内容の濃い勝ち方となりました。
立ち上がりから波乱 開始17秒でセンター負傷
第1クオーター序盤、江蘇が15-4とリードを広げます。その直前、広東は先発センターのWang Shaojie(ワン・シャオジエ)が試合開始わずか17秒で負傷し、コートを離れるアクシデントに見舞われました。
主力を欠いた広東は、XuのジャンプショットとTroy Gillenwater(トロイ・ギレンウォーター)の積極的なオフェンスで食らいつき、第1クオーターを28-23と5点差で終えます。
第2クオーターはロースコア ファウルトラブルも
第2クオーターは両チームともフィールドゴール成功率が低く、ロースコアの展開になりました。一時は広東が36-35と逆転しますが、そのリードは1分も続きません。
江蘇はFranklin Jackson(フランクリン・ジャクソン)とArchie Goodwin(アーチー・グッドウィン)がゴール下へ果敢に切り込み、再び主導権を握ります。広東はXuが残り5分余りの時点で4つ目のファウルを犯し、ベンチに下がる苦しい状況。それでもHu Mingxuan(フー・ミンシュアン)が連続得点で踏ん張り、前半終了時点のスコアは江蘇48-広東46と、僅差のままハーフタイムを迎えました。
後半はフィジカル勝負 最大11点差からの追い上げ
後半に入ると試合はさらにフィジカルな展開となります。広東が10-0のランで58-50と逆転し、一気に流れを引き寄せました。HuがGillenwaterにアシストしてジャンプショットが決まると、点差は63-52と11点差まで広がります。
それでも江蘇は崩れません。ジャクソンとグッドウィンが、得点とゲームメイクの両面で存在感を発揮し、じわじわと点差を詰めていきます。第3クオーター終了時にはスコアは74-72となり、江蘇が2点ビハインドまで追い上げました。
第4クオーター グッドウィンの爆発と最後のターンオーバー
第4クオーターに入っても、主役はグッドウィンでした。立ち上がり約2分間で8得点を重ね、残り2分の時点で江蘇が97-91と6点リードを奪います。
しかし、ここから広東も意地を見せます。Adonis Arms(アドニス・アームズ)の3ポイントとYang Yi(ヤン・イー)のフリースローで点差は99-98の1点まで縮まります。さらに残り時間が少ない場面で、江蘇のLiu Zexi(リウ・ゼシー)がフリースローを2本とも外し、広東に逆転のチャンスが生まれました。
ところが、最後の攻撃でArmsがドリブル中に足を取られて転倒し、ボールをLi Chengyao(リー・チェンヤオ)にスティールされます。時計を止めるためにYangがファウルを選択し、Liはフリースローを1本だけ沈めてスコアは100-98に。ラストポゼッションでZhang Mingchi(チャン・ミンチー)が3ポイントを放ちましたが、これは決まらず。広東は土壇場で試合をひっくり返すことができませんでした。
連敗脱出がもたらすメンタル面の変化
13連敗という状況で、自信を保ちながらプレーするのは簡単ではありません。アウェーでの接戦を勝ち切ったことは、江蘇にとって戦術面だけでなく、メンタル面でも大きな意味を持ちます。終盤のプレッシャーがかかる局面でフリースローの失敗などミスが続きながらも、守備でボールを奪い返し、最後まで集中力を切らさなかったことは、今後の試合にもつながっていきそうです。
一方の広東にとっては、主力の負傷やファウルトラブルに加え、試合の入り方と終わり方の難しさが浮き彫りになった一戦でもありました。10-0のランで一気に主導権を握る力がある一方で、そのリードを守り切れなかった事実は、長いシーズンを戦う上での課題として残りそうです。
同日のもう一試合 南京モンキーキングスも白星
同じ日のCBAでは、Nanjing Monkey Kings(南京モンキーキングス)がホームでSichuan Blue Whales(四川ブルーホエールズ)を97-83で破り、14点差をつけて勝利しました。
2024-25シーズンのCBAレギュラーシーズンでは、この試合のように、連敗中のチームがアウェーで接戦を制する場面も生まれています。江蘇ドラゴンズが、この1勝をきっかけにどこまで立て直せるのか。今後の戦いぶりにも静かに注目が集まりそうです。
Reference(s):
Jiangsu Dragons upset Guangdong Southern Tigers for 1st win of season
cgtn.com








