CBA上海シャークスがベイコン撃破、10連勝で勢い止まらず
中国バスケットボール協会(CBA)で、上海シャークスが止まらない強さを見せています。現地金曜日のホームゲームでベイコン・ロイヤルファイターズを108-96で下し、連勝を10に伸ばしました。
試合結果:上海が108-96で勝利、連勝は2桁に
このCBAの一戦で、上海シャークスはベイコン・ロイヤルファイターズに108-96で勝利し、今シーズンの連勝を10に伸ばしました。スコア以上に内容も充実しており、チームとしての完成度が高まっていることがうかがえます。
前半:ロイヤルファイターズが先手を取る展開
第1クォーター:互いに主導権を奪い合う接戦
第1クォーターは序盤から一進一退の攻防が続きました。両チームが何度もリードを入れ替える拮抗した展開のなか、終盤3分間でベイコンがトランジション(速攻)で上回り、32-28と4点リードで最初の10分を終えます。
第2クォーター:サリンジャーとチェンがペイントを支配
第2クォーターに入ると、ベイコン・ロイヤルファイターズのジャレッド・サリンジャー(Jared Sullinger)とチェン・グオハオ(Chen Guohao)がインサイドを攻め続けます。ゴール下での得点とリバウンドで主導権を握り、ベイコンは49-41と8点リードまで差を広げました。
流れを変えたロフトン&ブレッドソー
第2クォーター終盤:10-2のランで上海が逆転
劣勢だった上海を救ったのが、ケネス・ロフトン・ジュニア(Kenneth Lofton Jr.)とエリック・ブレッドソー(Eric Bledsoe)の2人のアメリカ人選手でした。ロフトンが攻守両面で存在感を示し始めると、ブレッドソーも加わって一気にギアを上げ、10-2のラン(連続得点)を完成させます。
この間に上海は試合の主導権を取り返し、ベイコンがタイムアウトを要求するも流れを止めることはできません。結果的に、上海は64-61と逆転して前半を折り返しました。
第3クォーター:上海の28-14ランで勝負の流れが決まる
後半立ち上がりの第3クォーターで、ベイコン・ロイヤルファイターズのオフェンスは一気にトーンダウンします。一方の上海は、無理に速攻を狙うのではなく、パスを回しながらじっくりと攻める「我慢のオフェンス」で得点を重ねていきました。
この10分間で上海は28-14と大きく上回り、第3クォーター終了時点で86-75とリードを2桁目前まで広げます。この時間帯が、試合の流れを決定づけたポイントと言えます。
第4クォーター:ロフトンとサリンジャーのインサイド対決
最終第4クォーターでは、インサイドでロフトンとサリンジャーのマッチアップが何度も繰り返されました。32歳のサリンジャーは、そのサイズとパワーを生かしてロフトンのゴール下でのシュートを難しくさせます。
しかし、22歳のロフトンはプレーの幅を見せつけます。ペイント内にこだわらず、ジャンプシュートを決め、速攻ではいち早く前線へ走り込んで得点を重ねました。こうした多彩なオフェンスで上海は2桁リードをキープし続け、そのまま12点差で勝利をつかみました。
上海シャークスの10連勝が意味するもの
ベイコン・ロイヤルファイターズ相手に一時は8点ビハインドを背負いながらも、ロフトンとブレッドソーを軸に逆転し、その後は試合をしっかりとコントロールした上海シャークス。攻守の切り替え、ゲーム中の修正力、そして若手とベテランのバランスなど、チームとしての成熟度が感じられる内容でした。
今シーズンのCBAで連勝を2桁に乗せたことは、上海が「勢いだけのチーム」ではなく、逆境から立て直す力を持った強豪であることを示しています。今後、プレーオフを見据えた戦いの中で、今回のような逆転勝利の経験がチームにもたらすものは小さくないはずです。
中国バスケットボールに関心を持つ日本のファンにとっても、CBAは要チェックのリーグになりつつあります。上海シャークスの連勝がどこまで伸びるのか、今後の試合にも注目が集まりそうです。
Reference(s):
Unstoppable Shanghai defeats Beikong 108-96 for 10th consecutive win
cgtn.com








