全豪オープン女子ダブルス:中国のZheng/Wang組が第11シード撃破
テニスの四大大会・全豪オープン女子ダブルス2回戦で、中国のZheng SaisaiとWang Xinyuのペアが、第11シードのVeronika Kudermetova/Ena Shibahara組を6−1、7−5で破り、16強入りを決めました。シード勢をストレートで下した内容からは、今後に向けた手応えが見えてきます。
試合結果とスコアの概要
試合時間は約1時間29分。Zheng/Wang組が第1セットから主導権を握り、その勢いのままストレート勝ちを収めました。
第1セット:中国ペアが圧倒
第1セットはZheng/Wang組が6−1で先取しました。開始直後から二度にわたって3ゲーム連取に成功し、わずか30分でセットを取り切りました。
このセットで中国ペアが獲得したポイントは28。一方のKudermetova/Shibahara組は15ポイントにとどまりました。サービスゲームでもほとんど隙を見せず、落としたポイントはわずか4つという内容でした。
第2セット:第11シードの反撃と流れの変化
第2セットは一転して、第11シードのKudermetova/Shibahara組が反撃します。最初の3ゲームを連取し、特に第3ゲームはデュースにもつれ込み、5度のジュースを含む約11分間の粘り合いとなりました。
0−3とリードを許した場面でも、Zheng/Wang組は崩れません。まずZhengの安定したサービスゲームで1−3とすると、続くリターンゲームでKudermetovaのサービスをラブゲームでブレーク。さらにWangの苦しいサービスゲームをしのぎ、スコアを3−3に戻しました。
その後も互いにキープが続き、5−4とリードしたKudermetova/Shibahara組は、Wangのサービスゲームで2本のセットポイントを握ります。しかし、ここでも中国ペアが粘りを見せ、これをしのいでゲームをキープしました。
流れが傾いたのは次のゲームでした。Zheng/Wang組が柴原のサービスゲームをブレークして6−5と逆転。続く自身のサービスゲームでは、最初のマッチポイントを確実にものにし、7−5で第2セットを締めくくりました。
Wang Xinyuが語る勝因:慌てず、戦略に集中
試合後、Wang Xinyuは、第1セットの立ち上がりについて「この試合はとても良いスタートを切ることができ、私たち自身も少し驚きました。これまでの試合では、スムーズになるまでに少し苦しむことが多かったので」と振り返りました。
一方で、第2セットについては「先にブレークされてタイトな展開になりましたが、私たちはパニックにならず、準備してきた戦略に集中しました。落ち着いて、しかし決断力を持ってプレーすることを意識しました」と、メンタル面と戦術面の両方がかみ合ったことを強調しています。
試合から見えた3つのポイント
この一戦からは、Zheng/Wang組の強みがいくつか浮かび上がります。
- 序盤から相手を圧倒する集中力と試合への入りの良さ
- サービスゲームの安定感と、要所での鋭いリターン
- セットポイントやブレークダウンの場面でも崩れないメンタルの強さ
16強入りで高まる期待
今回の勝利により、Zheng/Wang組は全豪オープン女子ダブルスでラウンド16に進出しました。第11シードを破った内容の濃い勝利は、今後のラウンドで上位進出を狙ううえで、大きな自信につながりそうです。
四大大会で存在感を高めつつある中国ペアが、この先どこまで勝ち進むのか。国際テニスシーンにおける中国勢の動向という視点からも、今後の試合から目が離せません。
Reference(s):
China's Zheng/Wang beat women's doubles 11th seeds at Australian Open
cgtn.com








