CBA江蘇ドラゴンズが天津に勝利 6連敗ストップと山東の2位浮上
中国バスケットボール協会(CBA)のレギュラーシーズンで、江蘇ドラゴンズが天津パイオニアーズを99-93で下し、続いていた6連敗を止めました。同じ日に行われた別カードでは、山東ハイスピード麒麟が寧波ロケッツに勝利し、リーグ2位に浮上しています。
江蘇ドラゴンズ、ホームで6連敗ストップ
中国東部・江蘇省南京市で行われた一戦は、江蘇ドラゴンズがホームで意地を見せた試合となりました。最終スコアは99-93。接戦をものにして、苦しい6連敗からやっと抜け出しました。
立ち上がりは江蘇が主導権、天津は3点シュートで応戦
試合の入りは江蘇が優勢でした。ジェームズ・トンプソンがゴール下(ペイントエリア)を支配し、試合半ばで21-10とリードを広げます。しかし天津はリン・ティンジェンがこのクォーターだけで3点シュートを4本成功させ、17-5のランで一気に反撃。終盤にはトンプソンとリー・チェンヤオが連続得点を挙げ、江蘇が30-27とわずかにリードして第1クォーターを終えました。
前半は一進一退、1点差で折り返し
第2クォーターに入っても流れは一方的にはなりません。江蘇はトンプソンに加え、フランクリン・ジャクソンが得点源となりオフェンスをけん引。一方の天津も、リンに加え、ジェン・ハオランやマーカス・ラベット・ジュニアらが2ケタ得点を記録し、複数の選手が攻撃を支えました。前半終了時点のスコアは52-51で江蘇の1点リード。最後までどちらに転ぶか分からない展開が予感されました。
第3クォーターで天津のオフェンスが停滞
勝負の流れが大きく動いたのは第3クォーターの中盤です。リンのジャンプショットで66-66の同点に追いついた直後、天津はフィールドゴール(シュートによる得点)がジェンのレイアップ1本にとどまり、オフェンスが急に停滞します。その間に江蘇が11-2のランを決め、一気に主導権を掌握。第3クォーター終了時には77-68と9点差をつけました。
最終盤の3連続スリーをしのいで逃げ切り
第4クォーターに入ると、江蘇はローテーションに入る選手たちも着実に得点を重ね、リードは最大14点まで広がります。天津は最後の30秒でジェンとリンが3点シュートを3本連続で沈め、意地の追い上げを見せましたが、反撃はここまで。江蘇がリードを守り切り、チームにとって大きな意味を持つ白星をつかみました。
山東が寧波を下してリーグ2位に浮上
同じ夜、中国東部・山東省済南市では、山東ハイスピード麒麟が寧波ロケッツに112-102で勝利しました。この結果、寧波は10連敗と苦しい状況が続いています。
ロナルド・マーチが60得点の大爆発
試合内容としては山東が序盤から主導権を握り、前半終盤には63-38と25点差までリードを広げました。一方で、寧波のアメリカ人ガード、ロナルド・マーチは驚異的な個人パフォーマンスを披露。3点シュートを18本中7本、フリースローを19本中13本決め、今季自己最多となる60得点をマークしました。それでも点差を詰め切るには至らず、チームとしての課題が浮き彫りになる結果とも言えます。
山東は上位争いへ弾み、CBAの順位争いが加速
この勝利により、山東はリーグ2位に浮上し、首位の広廈ライオンズを追う立場になりました。シーズン後半に向けて、上位争いが一段と激しくなることが予想されます。
アジアバスケを見る視点としてのCBA
CBAはアジアでも規模とレベルが高いプロバスケットボールリーグの一つであり、今回のように個人が大爆発する試合や、連敗脱出をかけたチーム同士の激戦が日々生まれています。日本のファンにとっても、将来Bリーグなどでプレーするかもしれない選手を早めにチェックできる場として注目する価値があります。
通勤時間やスキマ時間に試合結果やハイライトを追いながら、アジア全体のバスケットボール勢力図を少し広い視野で眺めてみると、新しい会話のタネや発見につながりそうです。
Reference(s):
Jiangsu Dragons beat Tianjin Pioneers to end six-game losing streak
cgtn.com








