スピードスケートW杯1500mで中国のNing Zhongyanが銀メダル
スピードスケートの国際大会であるISUスピードスケート・ワールドカップのカルガリー大会で、中国勢と日本勢がそろって表彰台に上りました。男子1500メートルでは中国のNing Zhongyan(ニン・ジョンヤン)が銀メダル、女子1000メートルでは中国のHan Meiと日本の高木美帆がメダルを獲得し、アジア勢の存在感を示しました。
カルガリー大会の主な結果まとめ
今回のワールドカップ・カルガリー大会では、以下のような結果となりました。
- 男子1500メートル:Ning Zhongyan(中国)が銀メダル
- 男子1500メートル:Jordan Stolz(米国)が優勝、17大会連続のワールドカップ勝利
- 男子1500メートル:Peder Kongshaug(ノルウェー)が銅メダル
- 女子1000メートル:高木美帆(日本)が金メダル
- 女子1000メートル:Jutta Leerdam(オランダ)が銀メダル
- 女子1000メートル:Han Mei(中国)が銅メダル
男子1500メートル:0.01秒を争う緊迫の銀メダル
男子1500メートルには計20人の選手が出場し、10組に分かれてレースが行われました。Ning Zhongyanは最終組で、米国の有力選手Jordan Stolzと同走する形でリンクに立ちました。
20歳のStolzは、1分41秒22というトラックレコード(リンク記録)となるタイムで滑り、ワールドカップでの連勝を17に伸ばしました。圧倒的なスピードを見せた形ですが、Ningも1.02秒差に迫り、堂々の2位でフィニッシュしました。
さらに、3位のPeder Kongshaug(ノルウェー)はNingからわずか0.01秒差という接戦。トップと2位、そして3位までがきわめて僅差となるハイレベルなレースで、中国のNingが銀メダルをつかんだ意味は小さくありません。
接戦が示す男子1500メートルのレベル
1秒前後の差に複数選手がひしめく展開は、男子1500メートルのトップレベルの拮抗を象徴しています。特に、2位と3位の0.01秒差という結果は、スタート、コーナーワーク、最後の直線まで、わずかなミスや加速の差が勝敗を分けることをあらためて印象づけるものです。
その中でNingが銀メダルをつかんだことは、中国勢が中距離種目で世界トップクラスと真正面から競り合っていることを示すものと言えるでしょう。
女子1000メートル:高木美帆が金、Han Meiが銅
女子1000メートルでは、日本と中国、そして欧州勢がそろって上位に入りました。日本の高木美帆は1分13秒10で金メダルを獲得し、その後ろにオランダのJutta Leerdamが続きました。
中国のHan Meiは、1分13秒58のタイムで銅メダルを獲得。優勝した高木からは約0.5秒差という結果でしたが、同じ1分13秒台で食らいつき、表彰台を確保しています。
アジア勢が並ぶ女子スプリントの表彰台
女子1000メートルで日本と中国の選手がそろってメダルを手にしたことは、アジア勢がスプリント系種目でも世界の中心にいることを印象づける結果です。
欧州の強豪Leerdamを挟みつつ、高木とHanがともに表彰台に上った今回の構図は、今後の女子短距離・中距離種目における日中・欧州の三つ巴の構図をうかがわせます。
次戦はミルウォーキーへ:ワールドカップは北米ラウンド継続
ワールドカップの次の開催地は、米国ウィスコンシン州ミルウォーキーです。次戦は1月31日から2月2日にかけて行われる予定となっています。
カルガリー大会で男子1500メートルと女子1000メートルの双方で表彰台に立った中国勢にとっては、良い流れをそのままミルウォーキーへつなげたいところです。また、日本の高木美帆にとっても、今回の金メダルは次戦以降に向けた弾みとなるでしょう。
今後の注目ポイント
- 男子1500メートルでNingがStolzにどこまで迫れるか
- 0.01秒差の争いとなった中距離陣の再戦
- 女子1000メートルで、高木・Han・Leerdamの力関係がどう動くか
カルガリー大会は、スピードスケート・ワールドカップの中で、アジア勢と欧米のトップ選手が互いに力を見せ合う舞台となりました。次戦ミルウォーキーで、今回と同じ顔ぶれが再び表彰台を争うのか、それとも新たな名前が食い込んでくるのか。今後のレースにも注目が集まりそうです。
Reference(s):
China's Ning Zhongyan earns silver at ISU Speed Skating World Cup
cgtn.com








