世界リレー広州で中国が3種目で東京2025世界陸上出場権
今年9月に東京で開催された世界陸上東京2025に向けて、中国のリレー陣は広州で行われた世界リレーで4×400メートルと女子・男子4×100メートルの3種目で出場権を獲得していました。国際スポーツニュースを日本語ニュースとして振り返り、そのレース内容と意味を整理します。
広州の世界リレーで3種目の出場権
陸上リレー種目の国際大会である世界リレーが、中国南部の広東省・広州で日曜日に行われ、中国代表は3つのリレー種目で世界陸上東京2025の出場枠を追加で確保しました。
- 4×400メートルリレー:中国新記録で3位
- 女子4×100メートルリレー:シーズンベストで1位
- 男子4×100メートルリレー:シーズンベストで東京行き
いずれの種目でも、開催国としてのプレッシャーがかかるなかで、堅実に結果を出した点が印象的です。
4×400メートルで中国新記録、3位でフィニッシュ
4×400メートルリレーには、Liang Baotang、Mo Jiadie、Zhang Qining、Liu Yinglanの4人が出場し、3分13秒39の中国新記録をマークして3位に入りました。
第1走者のLiang Baotangは44秒91の力走でトップに立ち、バトンをMo Jiadieに渡します。その後、MoとZhangはドイツ、スペイン、ジャマイカの選手に前に出られながらも、先頭集団に食らいつきました。
最終走者のLiu YinglanがジャマイカのRoneisha McGregorを逆転し、チームは3位でフィニッシュ。この結果、中国は4×400メートルで世界陸上東京2025の出場権を手にしました。
女子4×100メートル、新メンバーでシーズンベスト
女子4×100メートルリレーでは、前日のレースで負傷したLiang Xiaojingに代わり、Zhu Junyingがメンバー入りしました。Zhuに加え、Chen Yujie、Li Yuting、Ge Manqiという顔ぶれで決勝に臨みました。
新しい布陣となった女子チームは、43秒03のシーズンベストでフィニッシュし、見事1位に。難しいメンバー変更を乗り越え、女子4×100メートルでも世界陸上東京2025の出場枠をつかみました。
男子4×100メートルも続き、開催国として存在感
男子4×100メートルリレーでも、開催国の中国チームが存在感を示しました。Shi JunhaoとHe JinxianがXie Zhenye、Chen Jiapengに代わって起用され、Zeng Keli、Wang Shengjieとともに新たな4人でレースに臨みました。
男子チームは38秒03のシーズンベストを記録し、世界陸上東京2025の出場権を獲得。男女ともに4×100メートルで東京への切符を手にしたことで、中国の短距離リレー陣の層の厚さがあらためて示されたと言えます。
リレー強化が映し出す中国陸上の「いま」
今回の世界リレーで目立ったのは、けが人が出たりメンバーが入れ替わったりするなかでも、チームとして結果を出した点です。新しいメンバー構成でもシーズンベストや中国新記録を出せたことは、日頃から選手層の育成とバトンワークの連係強化が進んでいることをうかがわせます。
世界陸上のリレー種目は、わずかなバトンワークの乱れや一人のコンディションが順位に直結するシビアな舞台です。その出場権を、自国開催の世界リレーで着実におさえたことは、中国陸上にとって大きな意味を持つ出来事でした。
国際ニュースとしてスポーツを見るとき、メダル数だけでなく、このような予選段階でのレース内容やチーム作りに目を向けると、各国と地域の強化の方向性が立体的に見えてきます。世界陸上東京2025を経たこれからの陸上シーズンでも、中国を含むアジア勢のリレーがどこまで存在感を高めていくのか、引き続き注目されそうです。
Reference(s):
Chinese runners qualify for Tokyo 2025 in another three relay events
cgtn.com








