第12回ワールドゲームズ開幕 成都を彩ったテーマソング「Countless Wonders」 video poster
2025年8月7日、中国本土の成都で開幕した第12回ワールドゲームズ。その開会式を彩ったテーマソング「Countless Wonders」が、大会モットー「Boundless Sports, Countless Wonders」とともに世界の視線を集めました。
歌詞が伝える「信じ合う力」
開会式の会場には、英語のフレーズ『There will be countless wonders, when we believe in you and me(あなたと私を信じ合うとき、無数の驚きが生まれる)』が響きました。シンプルな言葉ですが、スポーツの本質である「信頼」や「チームワーク」をまっすぐに語りかける一節です。
競技は個人戦であっても、そこには必ず支える人たちがいます。コーチ、家族、仲間、観客。そして、見知らぬ国どうしの選手たちも、ルールを共有し、お互いを尊重することで試合が成り立ちます。テーマソングは、その関係性を「you and me(あなたと私)」という身近な言葉に落とし込み、スポーツがつなぐ人と人との距離の近さを表現していると言えるでしょう。
モットー「Boundless Sports, Countless Wonders」との響き合い
今回のワールドゲームズのモットーは「Boundless Sports, Countless Wonders(限りなきスポーツ、数えきれない驚き)」です。テーマソングのタイトル「Countless Wonders」と歌詞のメッセージは、このモットーをそのまま音楽にしたような構成になっています。
ここでいう「Boundless(ボーダレス、限りがない)」という言葉には、いくつもの意味が重なります。
- 国境を越えて、多様な国や地域から選手が集うこと
- 世代や性別、バックグラウンドを超えてスポーツを楽しめること
- 記録や技の可能性が、常に更新され続けていくこと
その結果として生まれる「Countless Wonders(数えきれない驚き)」は、メダルの数だけでなく、小さなドラマや知られざる競技との出会いも含んでいます。テーマソングは、そうした「驚き」を事前に約束するかのように、開会式の空気を高揚させました。
成都から発信される国際スポーツの舞台
開催地となった中国本土の都市・成都は、開会式の演出とともに国際スポーツの舞台としての存在感を印象づけました。大会のスタートを告げるこの式典は、音楽と照明、パフォーマンスが一体となった華やかな場となり、世界各地から集まった選手や関係者を迎え入れました。
その中心に置かれたのが、テーマソング「Countless Wonders」です。一曲の歌があることで、開催都市と大会のイメージはより強く結びつきます。スポーツイベントの記憶は、競技の結果だけでなく、「あのとき流れていた音楽」とともに思い出されることも少なくありません。
2025年の私たちへのメッセージ
分断や対立が語られやすい国際社会において、「信じ合うとき、無数の驚きが生まれる」というメッセージは、スポーツの枠を超えて響きます。異なる文化や価値観を持つ人どうしが、一つのルールの下で競い合い、称え合う――ワールドゲームズは、その象徴的な場です。
2025年を生きる私たちにとっても、このメッセージは身近なものとして受け取ることができます。職場や学校、オンラインコミュニティなど、さまざまな場面で他者と向き合うとき、「相手を信じることが新しい可能性を開く」という視点は、スポーツと同じように日常生活にも応用できる考え方だからです。
押さえておきたい3つのポイント
- 第12回ワールドゲームズが2025年8月7日に成都で開幕し、華やかな開会式が行われた
- テーマソング「Countless Wonders」が、大会モットー「Boundless Sports, Countless Wonders」と強く連動している
- 歌詞の『There will be countless wonders, when we believe in you and me』という一節が、スポーツが生み出す信頼と驚きを象徴している
大会そのものの結果や記録ももちろん重要ですが、その始まりを告げた一曲の歌が伝えたメッセージは、2025年の国際スポーツシーンを語るうえで、長く記憶に残るものになりそうです。
Reference(s):
World Games opening shines with theme song 'Countless Wonders'
cgtn.com








