中国・海南にオリンピック級人工波プール サーフィン特化リゾートが誕生 video poster
中国の海南省で、サーフィンと観光を組み合わせた新しいタイプのリゾートが登場しました。中国初のサーフィン特化リゾートに、国内で初めてのオリンピック級人工波プールが併設され、スポーツとレジャーの両面で注目を集めています。
中国初の「サーフィン特化リゾート」が海南省に
最近、中国南部の海南省ワンニング(Wanning)で、中国初となるサーフィンをテーマにしたリゾートがオープンしました。施設の目玉は、国内で初めて導入されたオリンピック級の人工波プールです。
このリゾートは、サーフィンを中心に据えた滞在型の施設で、スポーツとして波に乗りたい人も、週末のレジャーとして海辺の雰囲気を楽しみたい人も受け入れることをねらいとしているとみられます。
23種類の人工波で、初心者から上級者まで
新しい人工波プールは、23種類の異なる波をつくり出すことができるとされています。これにより、絶対の初心者から週末のスリルを求める人、本格的な経験を積みたい上級サーファーまで、幅広いレベルに合わせたセッションが組み立てやすくなります。
自然の海とは異なり、人工波プールは波のタイミングや大きさが一定になりやすく、安全面や練習効率の面でもメリットがあります。限られた時間で「何本も確実に乗れる」環境を求める都市部のサーフィン愛好家にとっても、魅力的な選択肢になりそうです。
「オリンピック級」が意味するもの
施設側は、この人工波プールを「オリンピック級」と位置づけています。国際大会の舞台を想定したクオリティの波を再現できることをうたうもので、競技としてのサーフィンに関心を持つ人にとっても注目のポイントです。
一方で、設備の特徴は競技志向のサーファーだけのものではありません。波の設定を変えることで、初めてボードに立つ人にとっても学びやすい環境を提供できるとされ、スポーツとしてのサーフィンを「見る」だけでなく「やってみる」入口としても機能しそうです。
観光・レジャーの新しい選択肢として
海南省はリゾート地として知られてきましたが、今回のサーフィン特化型リゾートの誕生は、同地域の観光の幅をさらに広げる動きといえます。海水浴やビーチリゾートに加え、人工波を活用したアクティビティが加わることで、天候や季節に左右されにくい楽しみ方が増えていく可能性があります。
デジタルネイティブ世代にとっては、「旅行先で何を体験できるか」が目的地選びの重要なポイントになりつつあります。中国初のサーフィンテーマリゾートとオリンピック級人工波プールの組み合わせは、写真や動画で共有しやすい体験として、SNSを通じて話題が広がるかもしれません。
これからのマリンスポーツとアジアの観光
今回の動きは、マリンスポーツを軸にした観光開発が、アジア各地で今後どう広がっていくのかを考えるヒントにもなります。人工波技術を活用すれば、自然条件に左右されやすいサーフィンを、より多くの人が安定して楽しめるレジャーに変えていくことができます。
海南省ワンニングの新施設が、中国のサーフィン文化や地域観光にどのような影響を与えていくのか。今後の展開を追うことで、スポーツ、テクノロジー、観光が交差する新しいトレンドが見えてきそうです。
Reference(s):
Riding the wave: Hainan debuts Olympic-level artificial surf pool
cgtn.com








