WNBLでHan Xuが22得点デビュー パース・リンクスがキャンベラに快勝
バスケットボール女子オーストラリアリーグ(WNBL)で、中国出身センターのHan Xu(ハン・シュ)が華々しいデビューを飾りました。パース・リンクスの一員として22得点を挙げ、2025年12月6日(土)の敵地キャンベラ・キャピタルズ戦で91対67の快勝に大きく貢献しました。
26歳のHanは、試合の直前となる11月30日(日)にパースに到着したばかりでした。それでもオーストラリアでの初戦から攻守に存在感を示し、地元ファンのみならず国際バスケットボールファンの注目を集めています。
デビュー戦でいきなりチーム最多22得点
試合は立ち上がりからHanが流れをつくりました。オーストラリアの地で放った最初のシュートは、チームのリードを4対0に広げるジャンパー。迷いのないフォームでネットを揺らし、新天地での「初得点」をあっさりと決めてみせました。
Hanは前半だけでフィールドゴール(通常のシュート)を6本すべて成功させるパーフェクトな出来。中国代表として2度の五輪を経験している実力を示し、リンクスを43対36のリードでハーフタイムに導きました。
後半に入っても好調は続きます。ゴール下のペイントエリアで存在感を発揮し、リバウンドとブロックでキャンベラのインサイド陣を圧倒。パースはリードを2桁に広げ、そのまま相手に反撃の隙を与えませんでした。
数字が語るインパクト
この日のHan Xuのスタッツ(記録)は次のとおりです。
- 得点:22(試合最多タイ)
- リバウンド:4
- ブロック:2
- 前半のフィールドゴール成功率:6本中6本(100%)
第4クオーター終盤には、チームメイトのキアラ・ウェイトが放った3点シュートが外れたものの、Hanが素早くオフェンスリバウンドを確保。そのまま得点につなげ、自身の22点目を挙げて試合を締めくくりました。
チームメイトとの連携も光る
Hanは得点だけでなく、チームメイトとの連携面でも早くもフィットしています。試合中には、パースのエイミー・アトウェルのジャンパーをアシストする場面も。アトウェルもHanと並ぶ22得点をマークしており、新加入センターとのコンビは今後のリンクスの大きな武器になりそうです。
WCBA優勝とWNBA経験を持つ即戦力センター
Han Xuは、中国の女子プロリーグであるWCBA(女子中国バスケットボール協会)で2度の優勝を経験し、アメリカのWNBA(女子プロバスケットボールリーグ)でもプレーした経歴の持ち主です。FIBA女子ワールドカップでは中国代表として銀メダル獲得に貢献しており、すでに国際舞台で実績のあるセンターといえます。
そのHanが、オーストラリアのWNBLでデビュー戦からこれだけのパフォーマンスを見せたことは、パース・リンクスにとっても、リーグ全体にとっても頼もしいニュースです。アジア出身選手の活躍が、リーグの多様性やレベルの高さを示す一つの指標にもなっていきそうです。
12月12日にホームデビュー戦へ
Han Xuは、次戦で早くもホームのファンの前に姿を見せる予定です。今週12月12日(金)、メルボルンからサウスサイド・フライヤーズを迎えての一戦が、パース・リンクスにとって重要な試合となります。
オーストラリアの強豪クラブを相手に、Hanがどのようにゴール下を支配するのか。キャンベラ戦で見せた正確なシュートタッチと高さを生かした守備が、ホームコートでも再現できるのかに注目が集まります。
国際女子バスケットボールの広がり
今回のWNBLでの活躍は、女子バスケットボールのレベルが世界各地で高まり、国境を越えて選手が行き来する現在の流れをよく表しています。中国、オーストラリア、アメリカといった異なるバスケットボール文化を経験する選手の存在は、リーグ同士のつながりを強めるだけでなく、ファンにとっても新しい楽しみ方をもたらします。
日本のファンにとっても、アジア出身の選手が海外リーグでどのように評価され、どんな役割を担っているのかを知ることは、自国代表や国内リーグを見る視点を広げてくれるきっかけになります。Han XuのWNBLでの挑戦は、今後も追いかけておきたいストーリーの一つと言えそうです。
Reference(s):
Han Xu scores 22 points in WNBL debut, helps Perth Lynx grab 91-67 win
cgtn.com








