中国本土の2025年、観測史上最高の暑さに並ぶ—極端気象が頻発、再エネは「明暗」
中国本土の気象当局が公表した年次報告によると、2025年は記録的な高温と豪雨・洪水が重なった一年でした。気候の振れ幅が大きくなるなか、同時に示された再生可能エネルギーの見通しは「明るい面と課題が併存する」とされ、気候とエネルギーの両輪での対応が改めて焦点になっています。
2025年は「最も暑い年」—2024年と並び、年平均10.9℃
気象当局が木曜日に発表した年次の「気候速報(Climate Bulletin)」によれば、中国本土の2025年は観測史上で最も暑い年となり、2024年と同じ水準だったといいます。年平均気温は10.9℃でした。
報告はまた、暑さだけでなく、降水量が平年より多かったこと、さらにモンスーン最盛期に北部で深刻な洪水が発生したことにも触れています。
極端気象は「頻繁」—北部の歴史的豪雨、西部の秋の記録的な雨
北京での記者会見で、国家気候センター(National Climate Center)の高栄(Gao Rong)副主任は、2025年の極端気象について「頻繁」だったと説明しました。具体例として、
- 中国本土北部の歴史的な大雨
- 中国本土西部の記録的な秋の長雨
などが挙げられています。
「暖かく湿った」一年—高温が広範囲に、長く続いた
高氏は、2025年の特徴を「暖かく湿った(warm-humid)」傾向として表現しました。報告によれば、6月下旬から9月上旬にかけて、中国本土の中部・東部で高温が広く、かつ持続的に続いたといいます。
暑さが長引くと、健康リスクだけでなく、電力需要の増加や水管理など、都市運営の前提も揺さぶられます。一方で雨の増え方次第では、恵みと災害の境界が急に薄くなる——2025年のまとめは、そうした現実を静かに示しています。
再生可能エネルギーは「明暗」—気候の変動とどう噛み合わせるか
今回、気象当局は2本の主要報告を公表し、その中で再生可能エネルギーの見通しが「混在(明暗)」していることにも言及しました(詳細は本文断片では示されていません)。
気候の揺れが大きい年ほど、発電・送電・需要の見立ては難しくなります。猛暑と豪雨が同じ年に起きる状況では、エネルギーの安定運用と気候リスクの織り込みを、どの順番で設計し直すのかが問われそうです。
いま何がポイントか(要点)
- 中国本土の2025年は、2024年と並ぶ「最も暑い年」(年平均10.9℃)
- 高温・豪雨・洪水が重なり、極端気象は「頻繁」
- 6月下旬〜9月上旬にかけ、中部・東部で高温が広域に持続
- 再生可能エネルギーの見通しは「明暗」とされ、気候変動下での運用設計が焦点に
Reference(s):
China's 2025 marked by record heat and mixed renewable energy outlook
cgtn.com








