ウルグアイ大統領、北京の南米料理店で「故郷の味」 牛肉貿易の背景も video poster
中国本土の北京でこのほど、来訪中のウルグアイのヤマンドゥ・オルシ大統領が、南米スタイルのレストランで「故郷の味」に触れた様子をSNSに投稿しました。食のひとコマが、ウルグアイ経済を支える牛肉輸出と中国市場の存在感を静かに映しています。
北京のレストランが用意した「ウルグアイのテイスティング」
オルシ大統領のSNS投稿によると、北京のレストランはウルグアイのメニューを試食できる“テイスティング”を提供。店内ではウルグアイ産牛肉のほか、南米の名物もそろえていたといいます。
- ウルグアイ産牛肉
- 南米の特産として知られるマテ茶(yerba mate)
- そのほかの南米料理
サッカー代表のユニフォームに残したメッセージ
訪問中、オルシ大統領はウルグアイのナショナル・フットボールチームのシャツにメッセージを残しました。そこには、
「このユニフォームとこのレストランは、私たちウルグアイ人が何を成し得るかの証明だ」
という趣旨の言葉が記され、ウルグアイのアイデンティティへの誇りがにじみます。料理という日常的な体験に、文化やスポーツの象徴が重なる場面になりました。
牛肉輸出はGDP約3%——中国が主要市場の一つに
投稿の背景には、ウルグアイにとって牛肉輸出が経済の重要な柱であることがあります。牛肉輸出は同国GDPのおよそ3%を占めるとされ、産業の存在感は小さくありません。
また、中国はウルグアイ産牛肉の主要市場の一つとなっており、高品質な輸入品への安定した需要があるとされています。今回の「食の交流」は、数字で語られがちな貿易関係を、生活文化の側から可視化した出来事とも言えそうです。
“味”がつなぐ距離:外交の舞台の外側で起きていること
首脳往来のニュースは、会談や合意といった“公式の言葉”で語られがちです。一方で、レストランでの一皿や、店に残された一言は、国境を越えた関係が「人の手触り」を伴って続いていることを示します。
今回の投稿は、ウルグアイの文化的な自信と、食を通じた相互理解の余地を同時に映した――そんな読み方もできるかもしれません。
Reference(s):
cgtn.com








