米ポートランドのランスー中国庭園、馬年の春節をにぎやかに祝う video poster
なぜ今重要? 2026年の旧正月(春節)を迎え、米国各地でも「文化を体験して祝う」かたちの旧正月イベントが広がる中、ポートランドのランスー中国庭園が馬年の幕開けを華やかに彩りました。
静けさの庭園が、元日は“お祭りの広場”に
米オレゴン州ポートランドのLan Su Chinese Garden(ランスー中国庭園)は、ふだんは自然と向き合い、落ち着いて過ごすための空間として親しまれています。ところが馬年の旧正月元日、庭園は一転して活気あるフェスティバル会場のような雰囲気に包まれました。
来場者が敷地内に詰めかけ、旧正月の始まりを告げる催しを思い思いに楽しんだと伝えられています。
獅子舞・龍舞、クラフト体験…「見る」から「参加する」へ
元日の庭園では、旧正月の定番として知られるパフォーマンスや体験型の企画が並びました。
- 獅子舞(ライオンダンス)、龍舞(ドラゴンダンス)
- 手を動かして楽しめるクラフト
- 文化パフォーマンス(伝統芸能の披露など)
にぎやかな音や動きが庭園の景観と重なり、普段の「静」の魅力とは別の角度から、場の持つ力が引き出された一日だったようです。
ランスー中国庭園とは? 蘇州式の庭園がポートランドにある理由
ランスー中国庭園は、中国・蘇州(スージョウ)様式の庭園として2000年に整備され、姉妹都市である蘇州とのパートナーシップのもとでつくられたとされています。都市間交流の“目に見える拠点”として、観光だけでなく文化行事の舞台にもなってきました。
今回の春節イベントは、庭園が単なる展示空間ではなく、コミュニティが集まり、季節の節目を共有する「都市の居場所」として機能していることを印象づけます。
旧正月のイベントが映す、いまの都市の空気
旧正月は家族や友人との再会、健康や繁栄への願いなど、さまざまな意味を束ねる季節行事です。海外の都市で行われる祝祭は、伝統の継承という側面に加えて、異なる背景を持つ人々が同じ空間で時間を共有する機会にもなります。
今回のように、落ち着いた庭園が元日だけは祭りの熱量を受け止める——そのコントラスト自体が、都市が多様な文化をどう受け入れ、日常の中に織り込んでいるのかを静かに映しているのかもしれません。
※現地の様子はCGTNの報道として伝えられています。
Reference(s):
Portland’s Lan Su Chinese Garden welcomes the Year of the Horse
cgtn.com








