中国本土、春節に通信網増強 4G/5G基地局26万局を追加配備
中国本土の工業・情報化部(MIIT)は春節(旧正月)連休期間中、全国の通信ネットワークが全体として安定し、円滑に運用されたと発表しました。移動や観光が集中しやすい時期に、通信品質をどう支えたのかが注目点です。
何が行われたのか:交通拠点・観光地を中心に増強
MIITによると、連休中は全国の交通拠点や主要な観光地を含む1万3,000カ所以上でネットワーク状況を重点的に監視しました。利用が増える場所に合わせて、通信事業者が必要に応じて容量を拡張したといいます。
追加配備は「26万局超」
利用者の体感品質を確保するため、4Gおよび5Gの基地局を26万局以上追加で展開し、ネットワーク容量を押し上げたとされています。
重要通信の確保:緊急・交通分野などを支える回線提供
連休中、重要ユーザー向けに2万1,000以上の重要通信回線が提供されました。対象には、応急管理部や交通運輸部などが含まれ、8,000を超える重要な運用シーンを支えたとしています。
点検と備え:設備検査と緊急対応体制の前置き
情報通信分野では、重要ノードや通信設備の点検・保護確認も広範に実施されました。MIITは、基地局84万局以上と、延べ2,375万キロメートルの伝送線路が点検されたと説明しています。
加えて、緊急通信要員24万人超と、緊急通信車両4万9,000台が要所に前置きされ、迅速な緊急対応と信頼性確保に備えたとしました。
数字で見る:今回の対策ポイント
- 重点監視:交通拠点・観光地など1万3,000カ所以上
- 増設:追加の4G/5G基地局26万局超
- 重要回線:2万1,000以上(8,000超の重要シーンを支援)
- 点検:基地局84万局超、伝送線路2,375万km
- 前置き:緊急通信要員24万人超、車両4万9,000台
いま何が示されたのか
今回の発表から見えてくるのは、短期間に利用が偏る局面で、監視・増強・点検・緊急対応をセットで回す運用の重要性です。基地局の追加配備だけでなく、重要回線の提供や人員・車両の前置きまで含めて「つながり続ける」体制を組み立てた点が、連休期のネットワーク運用の輪郭として浮かび上がります。
Reference(s):
China expands network with 260,000 base stations over Spring Festival
cgtn.com








