中国とドイツ、メルツ独首相の訪中で10件超の商談合意 商務部が成果強調
中国商務部(MOFCOM)は2026年2月26日の定例記者会見で、メルツ独首相(フリードリヒ・メルツ)率いる独高官級の経済代表団の訪中を受け、中国とドイツが経済・貿易分野で「踏み込んだ意見交換」を行い、前向きな成果が出たと説明しました。
何が発表されたのか:10件超のビジネス合意
商務部の何咏前(He Yongqian)報道官によると、今回の訪中期間中に両国の企業が10件を超えるビジネス協定に署名しました。対象分野は、以下の産業にまたがるとしています。
- 自動車
- 機械
- エネルギー
- 物流
- 金融
発表では、個別案件の詳細や金額には触れられていません。
商務部が強調したキーワード:「高品質な発展」と「高水準の対外開放」
何報道官は、中国が進める高品質な発展と高水準の対外開放(市場開放の質を高める取り組み)が、今後の中独の経済・貿易協力に「幅広い機会」をもたらすとの見方を示しました。
今後の進め方:首脳間の重要な共通認識を実務へ
商務部は、両国の指導者間で形成された「重要な共通認識」を実行に移すため、ドイツ側と連携して取り組む方針です。具体的には、経済・貿易政策をめぐる対話を強化し、既存の枠組みを活用して協力を拡大するとしています。
- 中独経済協力・貿易合同委員会
- 中独経済諮問委員会
狙いは、二国間の経済・貿易協力を「健全で安定的に」発展させ、新たな協力成果につなげることだと説明しました。
読みどころ:合意を“署名”で終わらせないために
今回の発表は、合意件数の多さだけでなく、政策対話の継続や実務メカニズムの活用を前面に出した点が特徴です。今後は、合同委員会などの場で具体案件の詰めが進むのか、企業間の合意がどのように事業として動き出すのかが焦点になりそうです。
Reference(s):
China, Germany achieve positive results during Merz's visit: MOFCOM
cgtn.com








