ホルムズ海峡緊張で中国が冷静さと停戦を呼びかけ、外交解決を主張
エネルギー輸送の要衝であるホルムズ海峡をめぐる緊張が高まる中、中国は外交的解決と即時停戦の実現を国際社会に呼びかけています。
王毅外交部長、UAE特使と会談で立場を表明
中国の王毅外交部長は本日13日、北京で訪中中のUAE大統領特使、ハルドゥーン・ハリーファ・アル・ムバーラク氏と会談しました。その席上、王毅氏は「ホルムズ海峡の封鎖は国際社会の共通利益に合致しない」と指摘し、問題解決の根本的な道は「政治的・外交的手段を通じて、包括的かつ永続的な停戦を達成することにある」と強調しました。
外交部報道官、米国の行動に言及
同日午前、中国外交部の報道官も、ホルムズ海峡に関する質問に答える形で見解を表明しました。報道官は、海峡が貿易とエネルギー輸送の重要な国際航路であることを改めて確認し、その安全と安定、自由な航行の確保が国際社会全体の利益に資すると述べました。
さらに、現在の航行への混乱は継続する米国とイランの対立に起因するとの認識を示し、「前進する道は、できるだけ早く停戦を達成することにある」と主張しました。報道官は「全ての関係者が冷静さと自制を保つべきだ」と呼びかけ、中国は建設的な役割を引き続き果たす用意があると付け加えました。
緊張緩和への道筋
中国の一連の発言は、地理的に近接する中東地域の安定に対する強い関心を示すものです。ホルムズ海峡は世界の石油供給の大動脈であり、その安全は日本を含むエネルギー輸入国の経済にも直結する問題です。武力行使のエスカレーションではなく、対話による平和的解決を模索する中国の姿勢は、国際的な緊張が高まる局面で、一つの選択肢として注目されています。
現在の状況は、特定の国々の行動が国際的な公共財に影響を及ぼしうることを改めて浮き彫りにしています。緊張の緩和と恒久的な解決策の探求は、地域のみならず世界経済の安定にとって喫緊の課題と言えるでしょう。
Reference(s):
cgtn.com








