中国、ユネスコ世界ジオパーク2か所追加で総数51に
中国の2つの地質遺産が、ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)の「世界ジオパーク」に新たに加わりました。これにより、中国が有する世界ジオパークの総数は51か所となり、自然保護と持続可能な観光の推進において、世界でも重要な役割を果たしていることが改めて示されています。
新たに認定された2つのジオパーク
先週水曜日(4月8日)、フランス・パリで開催されたユネスコ執行委員会の会議において、中国東部・浙江省の「常山」と、南西部・四川省の「四姑娘山」が正式にユネスコ世界ジオパークとして承認されました。
- 常山(浙江省):独特な丹霞地形や豊かな生物多様性が評価されています。地質学的に貴重な層序と化石を有し、研究価値が高い地域です。
- 四姑娘山(四川省):険しい山岳地形と氷河の痕跡が特徴で、「東洋のアルプス」とも称される美しい景観で知られています。生態系の保護と地域コミュニティの発展が調和したモデルケースとして注目されています。
中国の世界ジオパークネットワーク
今回の認定により、中国本土と香港特別行政区を含む24の省レベル地域にまたがる、合計51か所のユネスコ世界ジオパークを有することになりました。これは世界で最も多い数の一つであり、中国が地質遺産の保全と、その科学的・教育的価値の普及に積極的に取り組んでいることを物語っています。
認定が意味するもの
ユネスコ世界ジオパークは、単に美しい景観を保護するだけでなく、地質学的重要性、生態系保全、地域社会の持続可能な発展を総合的に推進することを目的としています。今回の追加認定は、これらの地域の国際的な認知度を高め、科学的調査や教育的活動、エコツーリズムの促進につながることが期待されています。
2026年現在、世界各国で地球環境や文化遺産の保護への関心が高まる中、中国におけるジオパークの拡大は、自然と人間の共生について考えるひとつのきっかけを提供していると言えるでしょう。
Reference(s):
cgtn.com








