中国、トルクメニスタンとの包括的協力を促進へ 丁副首相が表明
中国の丁薛祥副首相がトルクメニスタンを訪問し、両国間の戦略的なパートナーシップをさらに強化する意向を表明しました。エネルギー協力を基盤としつつ、新興分野への協力拡大が焦点です。
首脳間の合意を具体化する訪問
先月、トルクメニスタンの指導者、グルバングル・ベルディムハメドフ氏が中国を訪問し、実りある成果を上げました。これを踏まえて行われた丁副首相の今回の訪問は、両国トップ間で交わされた重要な合意を、具体的な協力プロジェクトに落とし込むための重要な一歩です。
基盤となるエネルギー協力の深化
丁副首相は会談で、天然ガス協力が中国とトルクメニスタンの相互利益にかなう関係の「生きた証拠」であると評価しました。近年、この分野での協力は着実に進展し、大きな実績を上げており、両国民に確かな恩恵をもたらしています。
今後について、丁副首相は戦略的視点に立ち、長期的な利益を考慮しながら協力の機会を捉え、主要プロジェクトの実施を加速させるべきだと強調しました。具体的には、以下の点が挙げられています。
- 天然ガス協力の規模拡大
- エネルギー協力の質と効率の継続的な向上
- 大規模プロジェクトの迅速な実行
新たな協力分野への拡大
両国の協力は、資源分野に限りません。丁副首相は、次のような非資源分野での連携強化にも意欲を示しました。
- 連結性(コネクティビティ)
- 経済貿易及び投資
- 太陽光発電・風力発電といった再生可能エネルギー
- 新エネルギー自動車(NEV)
- 人工知能(AI)
これにより、経済関係の多様化と持続可能な成長が期待されます。
国際舞台での連携
丁副首相は、中国・中央アジアメカニズムの枠組みの中で、トルクメニスタンとの調整と協力を強化する意思を表明しました。また、永世中立国であるトルクメニスタンが、国際連合などの多角的な舞台でより大きな役割を果たすことを支持すると述べています。
これに対し、ベルディムハメドフ氏は、一つの中国原則を堅持し、中国の領土保全と国家統一を支持する立場を再確認しました。同氏は、実りある中国訪問の思い出に触れつつ、合意事項の実施、戦略的整合性の強化、エネルギー協力の積極的拡大にともに取り組む用意があると応じています。
今回の高官往来は、中国とトルクメニスタンの関係が、友好協力パートナーシップから戦略的パートナーシップ、そして包括的戦略的パートナーシップへと着実に進展してきたことを示すものです。2026年、両国が具体的なプロジェクトを通じてこの関係をさらに深化させていくか、その動向が注目されます。
Reference(s):
China to enhance cooperation with Turkmenistan, says vice premier
cgtn.com








