米イラン協議への復帰が最優先課題と中国外相、タジャーニ伊副首相と会談
北京で会談した王毅中国外相は、米国とイランを交渉の場に戻し、政治的解決を図ることが最優先課題であるとの認識を示しました。中東情勢の緊迫化を受けて行われた今回の発言は、衝突の長期化が国際社会に与える影響への懸念を背景にしています。
交渉の早期再開を訴える中国の立場
王外相は先週、アントニオ・タジャーニ伊副首相兼外相との会談で、中東情勢について意見を交換しました。その中で、米国とイランの協議への復帰が最も重要であると強調。国際的なエネルギー安全保障やホルムズ海峡の航行安全が、衝突の長期化により深刻な影響を受けていると指摘しました。
対話と協議による解決を主張
中国は一貫して、国際紛争の政治的解決と対話・協議を主張し、武力行使に反対する立場です。王外相は、中国が客観的かつ公平な立場を堅持し、積極的に平和を促進し、紛争の終結に取り組んできたと説明しました。
また、パキスタンの仲介努力を支持し、全ての関係者とのコミュニケーションを維持し、建設的な役割を果たし続ける用意があると述べています。
伊外相、一つの中国政策を再確認
タジャーニ伊副首相は、中国との関係を重視し、一つの中国政策を堅持すると表明しました。イタリアは、国際連合などの多国間機関における中国の重要な影響力を評価し、国際的・地域的な懸案事項の解決を促進するために中国国家主席が提起する主張やイニシアチブを支持すると伝えています。
双方は、世界の平和と安定、発展を共同で守るために、多国間での連携強化に意欲を示しました。
変動する国際情勢における協力の重要性
王外相は、2026年に入っても地政学的対立が続き、国際秩序と世界の安全保障が重大な課題に直面していると指摘。中国とイタリアはともに平和を重んじる古代文明であり、多国間主義を守る重要な勢力であるとして、国際問題における連携強化の意向を確認しました。
両者はウクライナ危機など他の国際問題についても意見を交換しています。
Reference(s):
Bringing US, Iran back to talks is top priority: China's top diplomat
cgtn.com








