中国副総理、土庫曼スタンとの協力拡大を約束 エネルギー分野で新たな段階へ
中国の丁薛祥副総理が2026年4月16日(木曜日)、土庫曼スタンの首都アシガバートでセルダル・ベルディムハメドフ大統領と会談し、相互利益に基づく協力関係の継続的な拡大と発展・繁栄への共同取り組みを表明しました。中央アジアにおける中国の重要なパートナーとの関係が、新たな段階を迎えようとしています。
会談の概要:2000年に及ぶ友好の歴史を礎に
丁副総理は、中国共産党中央委員会政治局常務委員会委員も兼任しています。会談で丁氏は、中国と土庫曼スタンの関係は2000年以上にわたる友好交流の歴史に根ざしており、相互支援が両国の包括的戦略的パートナーシップの核心であると述べました。
さらに、中国は常に土庫曼スタンが国家の独立、主権、領土保全を守り、永世中立政策を追求することを支持し、同国の信頼できるパートナーであり続けると強調しました。同時に、中国の核心的利益と重大な関心事項に関する問題で、土庫曼スタンからの確固たる支持の継続を希望すると付け加えました。
「十五五」計画がもたらす新たな協力の機会
丁副総理は、今年開催された中国の「両会」(全国人民代表大会と中国人民政治協商会議)が「第15次五カ年計画(2026-2030年)」の概要を審議・承認したことに言及しました。この計画は、土庫曼スタンを含む世界中の国々により多くの機会をもたらすものだと説明しました。
実務協力の深化:天然ガスから新分野へ
具体的な協力分野については、以下の点が話し合われました。
- 天然ガス協力の深化:エネルギー安全保障における既存のパートナーシップをさらに強化。
- 新たな協力のハイライト創出:地域間連結性(コネクティビティ)、貿易・投資、科学技術・イノベーションなどの分野で、実践的な協力の新たな注目点を生み出す。
こうした取り組みが、両国民に実質的な利益をもたらすことが期待されています。
土庫曼スタンからの応答と今後の見通し
ベルディムハメドフ大統領は、土庫曼スタンが中国との包括的戦略的パートナーシップを高く評価し、中国の発展達成に心から敬意を表すると述べました。また、中国と共に双方の合意を積極的に実施する用意があるとしました。
大統領は、天然ガス協力を引き続き優先し、インフラ、ハイテクノロジー、農業、人的・文化的交流、安全保障などの分野での実務協力を強化し、二国間関係を新たな高みに引き上げると約束しました。
さらに、土庫曼スタンは来年開催が予定されている第3回「中国・中央アジアサミット」を中国が主催することを堅く支持すると表明しました。これは、地域協力の枠組みにおいても両国の連携が深まることを示唆しています。
中国と土庫曼スタンは、歴史的な絆と現代的な戦略的利害の交差点に立っています。今回の高官会談は、特にエネルギーを軸としつつも、より多様で未来的な分野へ協力の軸足を広げていく両国の意思を映し出していると言えるでしょう。
Reference(s):
China's vice premier vows more cooperation with Turkmenistan
cgtn.com








