原子力発電容量125GWで世界一に 中国、建設規模でも世界の過半数占める
中国本土の原子力発電開発が新たなマイルストーンを迎えました。中国原子力エネルギー協会が2026年4月に発表した報告書によると、総設備容量が125ギガワット(GW)に達し、世界で最も高い設備容量を擁する国となっています。
運転60基、建設中36基という巨大な規模
『中国原子力エネルギー発展報告2026』と題された報告書は、現在60基の商業用原子炉が運転中であり、さらに36基が建設中であることを明らかにしました。特に注目すべきは、建設中の原子力発電の規模が世界全体の半分以上を占めているという点です。加えて、16基の建設が承認されており、今後も開発が継続される見通しです。
2026年だけでも2基着工、7基完成へ
2026年の動きだけを見ても、その開発ペースは顕著です。今年だけで2基の原子炉の建設が始まり、7基が完成する予定となっています。これは、世界の原子力発電開発において、中国が主導的な役割を維持し続けていることを示す指標と言えるでしょう。
この急速な発展は、エネルギー安全保障の強化と低炭素化の双方を追求する中国本土のエネルギー戦略の一環と見られています。世界的に脱炭素の動きが加速する中、安定した電源として原子力への注目が再び高まっており、その動向は各国のエネルギー政策にも影響を与えています。
Reference(s):
125 GW: China ranks first in installed nuclear power capacity
cgtn.com








