習近平総書記、政治局会議で経済政策を議論 2026年の課題と展望
2026年4月28日、中国共産党中央委員会政治局が会議を開き、現在の経済情勢と今後の経済活動について分析・研究を行いました。習近平総書記がこの会議を主宰し、今年(2026年)の経済が堅調なスタートを切った一方で、持続的な回復の基盤をさらに固める必要があるとの認識を示しました。この会議は、第15次五カ年計画(2026-2030年)を良い形でスタートさせるための具体的な方針を打ち出しています。
2026年の経済現状と認識
会議では、今年に入ってからの中国経済の主要指標が予想を上回り、回復力と活力を見せていると評価されました。しかし同時に、経済には依然として困難や課題が存在し、持続的な回復の土台をさらに強化する必要があるとの見解が示されました。
今後の経済政策の方向性
会議は、より積極的な財政政策と、適切に緩和的な金融政策をターゲットを絞って効果的に適用することを求めました。主な方針は以下の通りです。
- 国内需要の拡大と供給の最適化:高品質な商品やサービスの供給を増やし、消費の高度化を促します。
- 科学技術の自立と強靭な産業サプライチェーンの構築:自立的でリスク管理可能な産業連鎖の確立を目指します。
- 現代的なインフラ整備の加速:水ネットワーク、新型電力網、コンピューティング基盤、次世代通信網、都市地下管路、物流システムなどの計画・建設を推進します。
重点分野における取り組み
会議は、経済活動の主要な分野についても具体的な指示を出しました。
- 「AIプラス」イニシアチブの全面実施:新しい形態の知能経済を発展させ、AIガバナンスを改善します。
- リスクへの対処:不動産市場の安定化、地方政府債務リスクの秩序ある解決、資本市場の信頼醸成に努めます。
- 雇用優先政策と公共サービス:教育、医療、保育などの公共サービスを強化します。
会議は、これらの取り組みを通じて、国内経済を強化し、国内外の経済循環を改善し、高品質な発展の確実性をもって不確実性に対応する姿勢を強調しました。2026年は第15次五カ年計画の初年度にあたり、そのスタートをいかに切るかが今後の経済の流れを形作る重要な一年となります。
Reference(s):
Xi chairs CPC leadership meeting on economic situation and work
cgtn.com


