中国のデータ生産量、2025年に52.26ゼタバイトを記録 世界シェア27%超
製造業やAIの進化がデータ量を押し上げ
中国本土の2025年の総データ生産量は、前年比27.28%増の52.26ゼタバイト(ZB)に達しました。これは、国内のすべての計算センターの総ストレージ容量の約30倍に相当する膨大な量です。
福州市で開催された「第9回デジタルチャイナサミット」で発表された『国家データ資源調査報告(2025年)』によると、この数値は世界の総データ生産量の27.44%を占めています。
「高い成長率」を維持するデータ産業
中国情報産業発展センターの責任者は、「一般的に、年間10%以上の成長を遂げる分野は高成長産業とみなされる」と指摘しました。中国の総データ生産量は3年連続で加速しており、昨年の強い成長は主に企業データによって牽引されたと説明しています。
産業分野のデジタル化が進展
スマート製造や産業インターネットの拡大に伴い、工業、ソフトウェア、情報技術サービスによって生成されるデータは、全産業データ生産量の約半分を占めるようになりました。これは、デジタル変革がデータ供給を効果的に押し上げていることを示しています。
AIと新興分野が急成長
分野別では、エンボディドAI(具現化AI)と低空域経済におけるデータ生産量は、2025年にそれぞれ477.78%、75%と急増しました。
大規模AIモデルの利用が拡大
報告書はまた、AIトークン使用量の急速な成長にも言及しています。トークンとは、大規模AIモデルがデータを効率的に処理するために使用する最小単位の情報のことです。その1日平均呼び出し回数は、2025年年初の1兆回超から年末には100兆回へと大幅に増加し、年間の総トークン呼び出し回数は約2,110京回に達しました。
これらの数字は、データが単なる「資源」から経済活動の核心を動かす「燃料」へと変貌しつつあることを裏付けています。製造現場のセンサーから消費者のオンライン行動、そしてAIの学習プロセスまで、あらゆる場面で生み出されるデータの量と質が、産業競争力の新たな基準になりそうです。
Reference(s):
cgtn.com



