上海から金門・馬祖への個人旅行が解禁、4月29日から
上海在住者が金門諸島と馬祖列島への個人旅行・団体旅行に出発できるようになりました。上海市文化観光局は4月28日、手続き受付を4月29日から開始すると発表しました。これは両岸の人的交流をさらに活性化する最新の取り組みです。
誰が、どのように申請できるのか
上海市の住民は、上海市または福建省に所在する指定旅行会社を通じて、金門・馬祖への旅行を申し込むことができます。具体的な手順は以下の通りです。
- 指定された旅行会社にて旅行を申し込みます。
- 必要な書類を揃え、出入国管理機関に渡航に必要な「赴台証」の申請を行います。
これまで福建省の住民を対象にした渡航は2024年9月に再開されていましたが、今回の措置により、より多くの中国本土の住民がこれらの島々を訪問する道が開かれました。
交流の要衝、金門・馬祖とは
金門諸島と馬祖列島は、中国本土南東部の海岸からわずか数キロの場所に位置する島々です。中でも金門は福建省厦門から東へ約10キロと非常に近く、古くから両岸交流の重要な拠点として知られてきました。
地理的な近さから、生活インフラの共有構想も進んでいます。中国本土当局は、福建省の沿岸都市が金門・馬祖との連携を強化し、水道水、電力、ガスなどの供給を共有することを奨励しています。また、条件が整えば両地域を結ぶ海底橋梁の建設も推進する方針です。
近年、活発化する両岸の人的交流
この旅行解禁は、2026年4月初旬に中国本土が発表した「台湾地域との交流協力を促進する10の政策・措置」の一環として位置づけられます。観光や経済、インフラなど多岐にわたる分野での協力を深めることが目的です。
新型コロナウイルス感染症の影響で一時縮小していた両岸の人的往来は、2024年頃から回復傾向にあります。今回の上海住民への門戸開放は、その流れをさらに加速させるものとみられています。
(新華社の情報を参考に作成)
Reference(s):
Travel to Kinmen, Matsu open to Shanghai residents starting April 29
cgtn.com



