中米関係の安定へ:王毅外相が米上院議員団と会談、対話による関係改善を強調
中米関係の安定は、単なる二国間の問題にとどまらず、世界経済や政治の安定に直結する極めて重要な課題です。
米上院議員団を北京に迎え、対話の窓口を広げる
中国の王毅外相(中国共産党中央政治局委員)は、北京を訪問したスティーブ・デインズ議員率いる米上院議員団と会談しました。今回の訪問は、ドナルド・トランプ大統領の就任後、超党派の米上院議員団が中国を訪れる初めてのケースとなり、外交的に大きな象徴的意味を持っています。
王外相は、議員団が中国の新たな発展の勢いを直接体験することを期待するとともに、以下のような展望を示しました。
- 新たなコミュニケーションの架け橋を築くこと
- 新たな協力分野を模索すること
- 中米関係の安定的かつ持続的な発展に新たな弾みを付けること
関係改善に向けた「3つの基本原則」
王外相は、中米関係が両国の人々の幸福のみならず、世界の安定を左右すると指摘しました。その上で、中国側が米国に対して持つ一貫した方針として、以下の3つの原則を提示しています。
- 相互尊重:相手の立場を認め合うことを基盤とする
- 平和的共存:対立ではなく、共存を原則とする
- ウィンウィン(相互利益)の協力:双方が利益を得られる協力を目標とする
これらを通じて、二大国が適切に付き合うための正しい道を見出し、世界平和と安定に共同で寄与することを目指すとしています。
首脳間の合意を具体化するステージへ
また、王外相は過去1年間にわたり、両国の首脳間で複数の電話会談や対面での会談が行われてきたことに言及しました。これらのハイレベルな対話が、危機的な局面における関係を方向付け、進むべき道を示したと振り返っています。
中国側は、首脳間で達した重要な共通認識を忠実に履行し、二国間関係をより安定し、建設的な軌道に乗せるために米国側と協力する準備があることを改めて強調しました。
Reference(s):
cgtn.com