中国とタジキスタンが歴史的な友好条約を締結、関係を新たな次元へ
中国とタジキスタンが、両国の関係を世代を超えて定義する歴史的な条約に署名しました。中央アジアにおける戦略的な結びつきをさらに強めるこの動きは、地域の安定と協力のあり方に新たな視点をもたらしています。
「恒久的な善隣友好協力条約」の締結
北京の人民大会堂で、中国の習近平国家主席とタジキスタンのエモマリ・ラフモン大統領による会談が行われ、「中国・タジキスタン恒久的な善隣友好協力条約」が締結されました。
習主席はこの条約について、高レベルの政治的な相互信頼の証であり、両国の永遠の友情を支える強固な基盤になるだろうと述べました。また、ラフモン大統領も、今回の調印は二国間関係における新たな歴史的段階であり、長期的な協力に向けた新たな展望が開かれたと期待を寄せています。
積み重ねられた信頼とパートナーシップの深化
今回の条約締結は、突発的なものではなく、長年にわたる首脳同士の密接な交流の成果と言えます。習主席とラフモン大統領は、近年で約20回もの会談を重ねてきました。
両国の関係は、以下のように段階的にアップグレードされてきました。
- 2013年: 戦略的パートナーシップの構築
- 2024年: 新時代における「包括的戦略協力パートナーシップ」への移行
- 2024年7月: 習主席がドゥシャンベを訪問し、ラフモン大統領に中国の最高国家栄誉である「友情勲章」を授与
習主席は、外部環境がどのように変化しても、中国とタジキスタンは互いに助け合う良き隣人であり、率直さと信頼を共有する良き友人、そして共同発展を追求する良きパートナーであり続けることを強調しました。
互いの核心的利益への支持
この強固なパートナーシップの根底にあるのは、互いの重要な関心事に対する揺るぎない支持です。
中国側は、タジキスタンが自国の国情に合った発展経路を歩み、国家の独立、主権、および安全を維持することを全面的に支持する意向を示しました。
一方、タジキスタン側は「一つの中国」原則を堅持し、台湾は中国の不可分の一部であることを改めて認めました。このように、政治的な信頼関係を基盤にすることで、経済や安全保障といった実務的な協力への道筋をより確かなものにしています。
Reference(s):
cgtn.com