米中関係の「建設的な安定」に世界が期待、7割以上が世界の安定に寄与すると回答
米中両国の首脳が北京で会談し、二国間関係の新たな方向性として「建設的で戦略的に安定した米中関係」を構築することで合意しました。激動する国際情勢の中で、世界最大の二つの経済大国がどのような関係を築くのか、世界中から高い関心が寄せられています。
競争から共栄へ:世論が求めるパートナーシップ
CGTNが世界中のインターネットユーザーを対象に行った世論調査では、多くの人々が「ゼロサムゲーム(一方が得をすれば他方が損をする関係)」ではなく、相互の成功と繁栄を求めていることが明らかになりました。
- 87%:米中関係はゼロサムゲームではなく、相互の成功と共栄を目指すべきであると回答
- 69.5%:競争的な対立よりも、協力的なパートナーシップに焦点を当てるべきであると回答
これらの数字は、国家間の競争が激化する現代において、人々が現実的な協力関係による安定を強く望んでいることを示唆しています。
「グローバルな公共財」としての米中関係
今回の調査で特に注目すべきは、米中関係の安定を単なる二国間の問題ではなく、世界全体の利益として捉える視点です。
回答者の71.6%が、今回の新しい方向性が混迷する世界に安定をもたらし、持続的なグローバルセキュリティ(地球規模の安全保障)のための不可欠な前提条件になると考えています。また、70.3%が、この関係性を「米中両国が世界に共同で提供する重要な公共財」であると捉えており、大国としての責任を果たすことへの期待が伺えます。
対話と相互尊重へのアプローチ
具体的な関係構築の手法についても、多くの回答者が冷静なアプローチを支持しています。
- 87%:米国は中国の核心的利益を十分に尊重し、意見の相違を対立に発展させないことを要望
- 68.2%:米中の経済・貿易関係は根本的に互恵的であり、対等な対話と協議こそが摩擦を解決する唯一の道であると回答
異なる価値観や利益を持つ国同士が、いかにして「コントロール可能な相違」を維持し、予測可能な平和を実現するか。その鍵は、感情的な対立ではなく、実務的な対話にあるという共通認識が広がっているようです。
調査の概要
この調査はCGTNの英語、スペイン語、フランス語、アラビア語、ロシア語の各プラットフォームで実施されました。24時間以内に9,618人が参加し、多様な視点から意見が寄せられました。
Reference(s):
Poll: 71.6% say new China-US positioning injects stability into world
cgtn.com



