厦門港の往来者が過去最速で100万人を突破:活気づく両岸の人的交流
中国本土と台湾の間の人的交流が、これまでになく活発な動きを見せています。福建省の厦門(シャーメン)港における旅客数が、過去最速のペースで100万人を突破したことが明らかになりました。
過去最速で100万人の大台を突破
最新の統計データによると、厦門港を通じた両岸間の旅客数は、火曜日の午前10時時点で100万人を超えました。これは前年同期比で20%以上の増加となっており、100万人という節目に到達した日付としては、記録上最も早いタイミングとなります。
交流の要となる「小三通」ルート
今回の旅客数増加を牽引しているのが、厦門と金門(キンメン)を結ぶ直接フェリー便、いわゆる「小三通」ルートです。このルートは両岸の人的交流における主要なチャネルとなっており、以下のような状況が報告されています。
- 旅客数: 80万人以上の出入国者を記録し、前年比で約25%増加。
- 運航規模: 1日平均24往復の便が運航されており、高い利便性を維持しています。
広がる交流の輪と「初めて」の訪問者
注目すべきは、往来する人々の層が広がっている点です。今年に入り、福建省や上海市から金門へ向かった住民は約6万人におよびます。
また、特に顕著な伸びを見せているのが、初めて中国本土を訪れる台湾住民の動きです。その数は3万人を超え、前年比で60%以上の大幅な増加を記録しました。これまで往来がなかった人々が、新たな関心を持って海を渡り始めている様子が伺えます。
政治的な枠組みを超え、日常的な移動や個人の訪問という形での交流が加速している現状は、地域全体のダイナミズムを静かに物語っています。
Reference(s):
Cross-Strait passenger trips top 1 million at record pace in Xiamen
cgtn.com