ブラジル、ウルグアイと1-1ドロー Gerson弾もW杯南米予選で足踏み
2026年ワールドカップ南米予選で、ブラジル代表はホームでウルグアイ代表と1対1で引き分けました。Gersonの代表初ゴールが飛び出した一方で、勝ち点3を逃したことが南米予選の行方に静かな波紋を広げています。
ブラジル、ホームで痛いドロー
南米サッカー連盟(CONMEBOL)の2026年ワールドカップ予選、現地火曜日に行われたブラジル対ウルグアイは、1対1のドローに終わりました。5度のワールドカップ優勝を誇るブラジルは、これで2試合連続の引き分けとなります。
ブラジルは勝ち点18で予選5位。コロンビアとエクアドルを1ポイント差で追う位置にとどまりました。一方のウルグアイは勝ち点20で2位をキープし、首位アルゼンチンとの差は5ポイントです。
今予選では、上位6チームがアメリカ、メキシコ、カナダで共同開催される2026年ワールドカップ本大会への出場権を自動的に手にします。ブラジルは依然として出場圏内にいるものの、ホームでの引き分けが続く状況は楽観視できません。
試合展開:バルベルデが均衡破るも、Gersonが応戦
前半は互いに守備意識が高く、決定機の少ない展開が続きました。その均衡を破ったのは後半10分過ぎ、レアル・マドリードに所属するウルグアイ代表MFフェデリコ・バルベルデでした。
バルベルデはペナルティエリアの外から低く鋭いミドルシュートを放ち、ゴール右隅へと突き刺します。この一撃でウルグアイが先制し、アウェーの観客席が沸きました。
しかしその約7分後、ブラジルも黙ってはいませんでした。フラメンゴ所属のMF Gersonが、ウルグアイ守備陣の中途半端なクリアボールに反応。エリア付近から豪快なボレーシュートを叩き込み、スコアを1対1の振り出しに戻しました。このゴールはGersonにとって代表初ゴールとなりました。
Gersonの本音「ゴールより勝利が欲しかった」
試合後、Gersonはブラジルのテレビ局グローボのインタビューで、喜びよりも悔しさをにじませました。
「正直、自分のゴールと引き換えにでも勝利が欲しかったです。この試合が難しくなることは分かっていましたし、僕たちは勝つために臨みました。失点してから追いつくことはできましたが、もっとやらなければいけません」と語りました。
さらにGersonは「それぞれがクラブに戻って、日々の練習と試合で成長し続けることが大事です。次の代表ウィークでまた挑戦したい。そのためにも、自分たちの仕事を信じて進むだけです」と前を向きました。
Raphinha「内容には胸を張れる」
終盤、ブラジルは勝ち越しゴールを目指し攻勢を強めましたが、途中出場のルイス・エンリケやRaphinhaのシュートは枠を外れます。アレーナ・フォンチ・ノーヴィでは、試合終了のホイッスルとともに、ホームの観客からブーイングも聞こえました。
それでもRaphinhaは、チームのパフォーマンス自体には手応えを感じていると強調しました。
「あのブーイングは結果に対するものだと思います。ピッチに立った選手も、ベンチにいた選手も、全員が全力を出し切りました。僕はチームメイトを誇りに思っています。内容としては多くの良いフットボールができたし、僕たちは胸を張っていいはずです」と語りました。
名門ブラジルの現在地をどう見るか
ブラジル代表は依然として自動出場圏内にいながら、ホームでの連続ドローや観客のブーイングなど、「結果」と「期待」のギャップが浮かび上がっています。今回の1対1は、単なる勝ち点1以上の意味を持つ試合だったともいえます。
- 攻撃陣はチャンスを作りながらも決め切れず、決定力の課題が改めて露呈したこと
- 一方で、Gersonのような新戦力が代表初ゴールという形で存在感を示したこと
- 選手たちがコメントで示したように、結果への不満と同時に、自分たちの内容への一定の自信も垣間見えること
南米予選は長期戦で、好不調の波や世代交代も避けられません。今回のドローは、ブラジルにとって「危機」か「一時的な足踏み」か。その答えは、次のインターナショナルマッチウィークでの戦いぶりが示してくれるはずです。
名門がどのように立て直しを図るのか。2026年ワールドカップを見据えるうえで、引き続き注目していきたい南米サッカーの国際ニュースです。
Reference(s):
Gerson gives Brazil 1-1 draw with Uruguay in World Cup qualifier
cgtn.com








