CBA 広東が17点差から浙江に大逆転勝利 118-111
中国本土のプロバスケットボールリーグ、CBAの一戦で、広東サザンタイガースが最大17点差をひっくり返し、アウェーで浙江ゴールデンブルズに118-111と逆転勝ちしました。ベテランのレン・ジュンフェイがチーム最多の21得点と存在感を示し、中国バスケの高さと激しさを象徴する試合となりました。
17点差からの逆襲 広東が流れをつかむ
試合序盤は浙江が主導権を握りました。ユー・ジアハオが立ち上がりから3ポイントシュートを連続で沈め、リードは一時7点差、その後は最大17点差まで広がりました。ユーは最終的に15得点11リバウンドとダブルダブルを記録し、インサイドを支配します。
しかし第2クオーターに入ると、広東が反撃を開始します。シュー・ジエのロングパスからシュー・シンが豪快なダンクを決めて流れを引き寄せ、点差は一気に2点差まで縮小。レン・ジュンフェイがトレイ・バークの3ポイントをお膳立てすると、前半終了間際には広東が1点リードに転じました。
- 広東サザンタイガース 118-111 浙江ゴールデンブルズ
- レン・ジュンフェイ 21得点(チーム最多)
- ガブ・ヨーク 38得点(ゲーム最多)
- ユー・ジアハオ 15得点11リバウンド
35歳レン・ジュンフェイが示したベテランの価値
第3クオーター以降は、35歳のフォワード、レン・ジュンフェイが試合を落ち着かせました。自らも3ポイントシュートを沈めつつ、味方へのパス回しやリバウンドでも貢献し、攻守両面でチームをけん引します。
終盤、トレイ・バークのシュートが外れた場面では、レンが素早くリバウンドに反応してチップイン。これが広東に2点のリードをもたらし、流れを手放さない大きなプレーとなりました。さらに第4クオーターの最後には、シュー・ジエのパスを受けたレンがジャンプショットを沈め、勝利をほぼ決定づけています。
スタッツ以上に、ベテランが要所で決める安心感と経験値が際立った試合だったと言えます。
浙江はヨークが38得点も守備で課題
敗れた浙江では、ガブ・ヨークがゲームハイの38得点と大暴れしました。アウトサイドから確率よくシュートを沈め、広東ディフェンスを何度も切り裂きましたが、チームとして守備の強度を保ち切れなかったことが響きました。
前半に築いたリードを守り切れなかった背景には、広東のボール運びとパスワークへの対応の遅れ、リバウンド争いでの後手など、細かな部分の差が積み重なったことが見て取れます。個人の爆発力だけでは勝ち切れない、リーグ上位チーム同士の厳しさが表れた内容でした。
四川と新疆も白星 高得点ゲームが続くCBA
同日のCBAでは、他にも高得点ゲームが続きました。四川ブルーホエールズが南京モンキーキングスに128-124で競り勝ち、新疆フライングタイガースは広州ロングライオンズを116-80と大差で下しています。
いずれの試合も100点ゲームとなっており、攻撃的スタイルが目立つ現在のCBAの特徴が表れました。中国本土のバスケットボールリーグは、アジアの中でもフィジカルとスピードを兼ね備えた舞台として存在感を増しており、日本のファンにとっても、選手の成長や戦術トレンドを知る手がかりになるリーグと言えます。
今回の広東対浙江の一戦は、リードしても油断できない展開、ベテランの一打で流れが変わる場面など、バスケの醍醐味が詰まった試合でした。スコアだけでなく、どの時間帯で誰が仕事をしたのかを追ってみると、CBAの見え方も一段と面白くなってきます。
Reference(s):
cgtn.com








