ケビン・デ・ブライネ、2024-25季限りでマンチェスターC退団へ
2025年、プレミアリーグの強豪マンチェスター・シティを支え続けてきた司令塔ケビン・デ・ブライネ(33)が、2024-25シーズンを最後にクラブを離れると発表しました。プレミアリーグを代表するミッドフィルダーの一人が、10年にわたるシティでの物語に区切りをつける決断です。
この記事では、この退団表明の内容と背景、デ・ブライネが残した数字とプレミアリーグへの影響を整理します。
この記事のポイント
- ケビン・デ・ブライネが、2024-25シーズン終了後にマンチェスター・シティを離れると表明
- 在籍10年で16タイトル獲得、プレミアリーグ6回優勝と欧州の頂点も経験
- ケガと契約満了を背景としつつ、FAカップ準決勝など当時はタイトル獲得のチャンスも残されていた
「これがシティでの最後の数カ月」インスタで直接告白
デ・ブライネは金曜日、自身のインスタグラムでマンチェスター・シティ退団の決意をファンに向けて明かしました。
投稿の中で彼は、「率直に言うと、これがマンチェスター・シティの選手として過ごす最後の数カ月になる」とし、「この日がいつか来ることは、すべてのフットボール選手が分かっている。その日が来た。まず自分の口から伝えるべきだと思った」と心境をつづりました。
さらに、「どんな物語にも終わりがあるが、シティで過ごしたこの章は間違いなく最高のものだった」とも語り、10年間の充実した時間への感謝をにじませました。
16個のタイトル、6度のプレミア制覇
デ・ブライネは、2015年にドイツのヴォルフスブルクからマンチェスター・シティに加入して以降、クラブの黄金期を象徴する存在でした。
在籍10年の間に挙げたタイトルは合計16個。その中には、
- プレミアリーグ優勝 6回
- 2023年のUEFAチャンピオンズリーグ優勝
など、クラブ史に残るトロフィーが並びます。
個人としても、プレミアリーグ年間最優秀選手に2度選出されるなど、リーグを代表するミッドフィルダーとして高く評価されてきました。
数字で見るデ・ブライネのインパクト
その影響力は、数字にもはっきり表れています。クラブの発表などによると、デ・ブライネはシティで通算413試合に出場し、106得点・174アシストを記録しました。
プレミアリーグだけに限っても、アシスト数は通算118本。歴代2位の記録で、トップはマンチェスター・ユナイテッドで長年活躍したライアン・ギグスの162本です。
パスとビジョンで試合を組み立てるプレーメーカーとして、デ・ブライネはプレミアリーグ史に残る司令塔の一人と見なされています。
契約満了とケガ、決断の背景
デ・ブライネの将来については、以前からさまざまな憶測が飛び交っていました。その背景には、2024-25シーズン終了とともに満了を迎える契約の存在があります。
ここ数シーズンはケガにも悩まされてきました。今季も9月に故障で離脱し、その後はコンディションを取り戻すまでに時間がかかったとされています。それでもリーグ戦では20試合に出場し、存在感を示し続けました。
クラブの中心であり続けた33歳のミッドフィルダーにとって、契約満了と身体的負担の高まりは、キャリアの次のステップを考えるタイミングになったと見ることができます。
クラブも「感情的なお別れ」に
マンチェスター・シティも声明を発表し、クラブとファンがデ・ブライネとの別れに向けて準備していることを明らかにしました。
声明では、シティが「感情的なお別れ」をデ・ブライネに贈ること、そしてこの退団がクラブでの輝かしい10年間の終わりになることが強調されています。クラブは、プレミアリーグでプレーした中でも最高の選手の一人として、ふさわしいトリビュート(功績をたたえる場)を用意するとしています。
ピッチ上の結果だけでなく、クラブの時代そのものを象徴する存在だった選手を送り出すことになるだけに、その別れはクラブにとっても大きな節目と言えます。
発表時点ではまだ戦い続くデ・ブライネ
退団を明かしたとはいえ、発表当時のデ・ブライネには、まだ「最後の章」を彩るチャンスが残されていました。
シティはFAカップ(イングランドの国内カップ戦)の準決勝でノッティンガム・フォレストと対戦する予定で、試合は4月26日に組まれていました。デ・ブライネには、シティでのタイトルコレクションにもう一つトロフィーを加える可能性があったことになります。
退団を見据えつつも、シーズン最後まで全力で戦う姿勢を示すことは、これまでクラブの心臓部としてチームを牽引してきた彼らしい締めくくり方とも言えるでしょう。
プレミアリーグに残した問い
デ・ブライネの退団表明は、2025年のフットボールシーンを語るうえで欠かせないニュースの一つとなりました。プレミアリーグにおいて、彼ほど長期にわたり安定して創造性と決定力を示し続けたミッドフィルダーは多くありません。
彼が残した膨大なアシストとタイトルの数々は、単なる個人記録にとどまりません。クラブとリーグのスタンダードを一段押し上げた存在として、今後のプレーメーカー像にも影響を与え続けるはずです。
シティにとっては、デ・ブライネなき中盤をどう再構築していくのか。ファンにとっては、10年間見慣れてきた背番号とプレースタイルにどう別れを告げるのか。2025年のこの決断は、プレミアリーグとクラブの次の時代を考える手がかりにもなっています。
Reference(s):
Kevin De Bruyne to leave Manchester City at end of 2024-25 season
cgtn.com








