マンチェスターダービーは0-0 プレミアリーグでシティ痛恨のドロー
プレミアリーグのマンチェスターダービーはスコアレスドローに終わり、マンチェスター・シティのチャンピオンズリーグ出場権争いに痛手となりました。一方で、マンチェスター・ユナイテッドにとっては、オールド・トラフォードで久々のクリーンシートという収穫もありました。
マンチェスターダービー、まさかの0-0
現地時間の日曜日に行われたプレミアリーグのマンチェスターダービーは、オールド・トラフォードでの0-0というやや肩すかしの結果に終わりました。快晴のスタジアムとは対照的に、前半は両チームとも決定機がほとんどない、静かな展開でした。
この引き分けにより、マンチェスター・シティは勝ち点52で5位のまま、来季のチャンピオンズリーグ出場権獲得に向けて勢いをつけることができませんでした。一方のユナイテッドは勝ち点38で13位と、依然として下位に沈んでいます。
ハーランド不在、攻撃に迫力欠くシティ
シティはエースストライカーのアーリング・ハーランドを負傷で欠くなかでの一戦となりました。ジョゼップ・グアルディオラ監督は試合後、「タイトな試合だった。お互いにチャンスはあった。ただ、ボールを持ったときに選手の動きが多すぎた。もっと正しいポジションを取る必要があったが、それができなかった」と振り返っています。
両チームとも今季は苦しい戦いが続いており、この日も決定機の数は多くありませんでした。2020年以来となるスコアレスのマンチェスターダービーという結果は、シティとユナイテッドの現在の状態を示しているようにも見えます。
後半にようやく見せ場 両GKがビッグセーブ
試合が動き始めたのは後半に入ってからでした。シティのストライカー、オマル・マルムシュが約25ヤード(およそ23メートル)の距離から強烈なシュートを放つと、ユナイテッドの守護神アンドレ・オナナが見事なセーブでこれを阻止しました。
ユナイテッドも中盤以降、少ないながらも決定機を作ります。後半半ばにはジョシュア・ザークツィーがターンからのハーフボレーでゴールを狙いましたが、こちらはシティのゴールキーパー、エデルソンが両手で弾き出し、スコアは最後まで動きませんでした。
ユナイテッドには久々のクリーンシートという明るい材料
0-0という結果は勝ち点3には届かなかったものの、ユナイテッドにとっては守備面での前進を示すものでもあります。オールド・トラフォードでのクリーンシートは、2024年12月1日に4-0でエバートンを破って以来となりました。
宿敵シティ相手にホームで無失点に抑えたことは、順位表の見た目以上に、チームにとって心理的な意味を持つと言えそうです。
昨年12月の劇的ダービーと対照的な一戦
今回の静かなダービーは、昨年12月にエティハド・スタジアムで行われた前回対戦と好対照でした。そのときは、ユナイテッドが終盤のブルーノ・フェルナンデスとアマド・ディアロの連続ゴールで王者シティを2-1で破り、劇的な勝利を収めています。
激しい打ち合いとなった前回のダービーと比べると、今回の一戦は両チームともにリスクを抑えた慎重な内容で、「負けたくない」気持ちが前面に出た90分だったとも受け取れます。
0-0が示す、両クラブの現在地
プレミアリーグの大一番であるマンチェスターダービーがスコアレスに終わったことは、派手なゴールシーンこそなかったものの、両チームの「今」を映し出しています。
- シティにとっては、上位浮上とチャンピオンズリーグ出場権争いで痛い足踏み
- ユナイテッドにとっては、順位は苦しいままでも守備の安定というささやかな収穫
ビッグクラブ同士のライバル対決が「らしくない」0-0に終わった背景には、負傷者の影響やシーズンを通じた不調、そして敗戦を避けたいという慎重なゲームプランが透けて見えます。次のダービーで、両チームがどのような姿を見せるのか。今回のスコアレスドローは、その問いをプレミアリーグファンに投げかける結果となりました。
Reference(s):
Underwhelming Manchester derby ends in stalemate at Old Trafford
cgtn.com








