国王杯決勝でクラシコ再び 若きバルサがレアルに挑む
若きバルセロナ、国王杯決勝でレアルと激突
スペイン国王杯(コパ・デル・レイ)で、バルセロナとレアル・マドリードによる今季3度目のクラシコが、現地時間土曜日にセビリアで行われます。今季4冠の可能性を残すバルセロナにとって、次のタイトルをかけた重要な一戦です。
フリック監督「楽しんで戦おう」
バルセロナを率いるハンジ・フリック監督は、試合前日の会見で、若いチームにプレッシャーではなく「楽しむ」ことを求めました。
フリック監督は次のように語っています。
- 「楽しむことが大事です。私たちは本当に若いチームですが、世界最高レベルのクラブと決勝を戦うのは大きな経験になります」
- 「決勝は、どちらが優勝候補かという話ではありません。その日、ピッチで何が起こるかで決まります。明日の試合開始から、このタイトルのために戦いたい」
バルセロナは今年1月、サウジアラビアで行われたスペイン・スーパーカップ決勝でレアルを破り、すでに今季1つ目のタイトルを獲得しています。コパ・デル・レイは、4冠への次のステップという位置づけです。
17歳ヤマルら「恐れを知らない」ラ・マシア世代
今季のバルセロナは、17歳のウインガー、ラミン・ヤマルを筆頭に、パウ・クバルシ、ガビ、ペドリら若手が主役となっています。いずれもクラブの下部組織ラ・マシア出身で、攻守にエネルギッシュなプレーが持ち味です。
主将ロナルド・アラウホは、若手たちのメンタリティに驚かされていると話します。
- 「彼らのメンタルは信じられないほどです。まるで明日が決勝ではないかのように落ち着いている」
- 「クバルシやラミンだけでなく、フェルミン、フォルトなど、ラ・マシア出身の選手は皆すごい。恐れというものを知らないように見える」
経験豊富な選手と若手が共存する現在のバルセロナは、世代交代のあり方やクラブ哲学を考える上でも象徴的なチームと言えます。
レアルは難しいシーズン、逆襲なるか
一方のレアル・マドリードは、今季ここまで苦しいシーズンを送っています。UEFAチャンピオンズリーグでは準々決勝でアーセナルに敗れて大会を去り、ラ・リーガでも首位バルセロナを勝ち点4差で追う立場です。
とはいえ、一発勝負の決勝では、経験値の高いレアルが流れをつかむ展開も十分にありえます。フリック監督が「決勝に本当の意味での優勝候補はない」と強調した背景には、この現実もあります。
今季3度目のクラシコ、その行方は
今季ここまでのエル・クラシコ2試合は、いずれもバルセロナが制しています。10月のラ・リーガでは4対0と快勝し、サウジアラビアで行われたスペイン・スーパーカップ決勝でも5対2でレアルを下しました。
3度目の対戦となる国王杯決勝では、次のようなポイントに注目が集まりそうです。
- バルセロナのハイプレスとポゼッションを、レアルがどういなすか
- ヤマルらバルサの若手と、レアルの主力との「世代対決」
- タイトルがかかった場面でのメンタルの強さとゲームマネジメント
「若さ」と「伝統」がぶつかる決勝をどう見るか
ヨーロッパサッカー、とくにラ・リーガや国王杯に関心のある日本のファンにとって、今回のクラシコは「若さ」と「伝統」が正面からぶつかる象徴的な一戦になりそうです。
ラ・マシア世代が勢いそのままにトロフィーをつかむのか、それともレアルがビッグマッチでの経験を生かし意地を見せるのか。週明けのサッカー談義やSNSのタイムラインを賑わせる試合になることは間違いなさそうです。
あなたはどちらのクラブが国王杯を掲げると予想しますか。
Reference(s):
Young Barcelona set for battle with Real Madrid in Copa del Rey final
cgtn.com








