ノッティンガム、パレスとドローでCL圏遠のく プレミアリーグ
プレミアリーグのノッティンガム・フォレストがクリスタル・パレスと1-1で引き分け、来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場争いで一歩後退しました。サッカー国際ニュースとしても注目された一戦の内容と意味を整理します。
CL圏を争うノッティンガムにとって痛いドロー
月曜に行われたクリスタル・パレス対ノッティンガム・フォレストの一戦は、1-1のドロー決着となりました。この結果、ヌーノ・エスピリト・サント監督率いるフォレストはプレミアリーグで6位のままとなり、上位5位までに与えられる来季チャンピオンズリーグ出場権からは一歩遠ざかった形です。
フォレストは今季の多くの時間帯をプレミアリーグ上位3位以内で過ごしてきましたが、直近4試合で1勝のみと失速気味。この間にチェルシー、ニューカッスル、そして復調したマンチェスター・シティに追い抜かれています。
試合展開:PKで先制されるも、すぐさま同点
試合は全体的に落ち着かない展開で、互いに主導権を握り切れない時間が長く続きました。激しい球際の争いが多く、主審の手帳には合計8人の選手の名前が記録される荒れ気味の内容となりました。
均衡が破れたのは後半、およそ1時間が経過した頃です。クリスタル・パレスはビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)でのチェックを経てPKを獲得。ノッティンガムのGKマッツ・セルスがタイリック・ミッチェルを倒したと判定されました。
このPKをエベレチ・エゼが冷静に決め、パレスが先制。ホームのセラス・パークが沸きました。
しかしフォレストもすぐさま反撃します。失点からわずか4分後、ネコ・ウィリアムズのシュートに対して、DFムリーロがゴール方向へ向かうボールに触りコースを変える形でネットを揺らし、貴重な同点ゴールを奪いました。
最後まで揺れ動いた終盤戦
終盤は、どちらも勝ち点3を狙いにいくオープンな展開になりました。パレスのエゼは試合終了間際にゴールポストを直撃する決定機を迎え、スタジアムはため息に包まれます。
アディショナルタイムには、パレスのエディ・エンケティアがゴールネットを揺らす場面もありましたが、これはオフサイドの判定で取り消しに。結局スコアは動かず、そのまま1-1でタイムアップを迎えました。
順位争いへの影響:フォレストは6位のまま
このプレミアリーグの直接対決に勝利していれば、ノッティンガム・フォレストはチェルシー、ニューカッスルに勝ち点で並ぶことができました。しかし、引き分けで勝ち点1にとどまったことで、6位の位置は変わらず、チャンピオンズリーグ圏内の5位以内を追いかける展開が続きます。
最近4試合で1勝のみという流れを考えると、内容以前に「勝ち切れなかった」ことが重くのしかかります。とはいえ、アウェーで先制されながらもすぐに追いつき、負けを避けた点は最低限の成果とも言えます。
FAカップ決勝進出中のパレス、リーグ戦は5試合未勝利
一方、FAカップのファイナリストであるクリスタル・パレスは、リーグ戦では厳しい状況が続いています。この日のドローにより、パレスはプレミアリーグでの直近5試合で未勝利という結果になりました。
それでも、オリバー・グラスナー監督は試合後、チームの内容には一定の手応えを語っています。エゼのポスト直撃や、エンケティアのオフサイドによるノーゴールなど、紙一重の場面がいくつもあったことに触れ、「運に恵まれない場面もあったが、相手がフォレストのようなチームであることを考えれば、全体的なパフォーマンスには満足している」と前向きに評価しました。
この試合から見える今後のポイント
今回のノッティンガム・フォレスト対クリスタル・パレス戦からは、いくつかのテーマが浮かび上がります。
- フォレストはシーズンを通じて上位を維持してきたものの、直近4試合で1勝とリズムを崩しており、CL圏争いで正念場に差し掛かっている。
- パレスはFAカップでは勢いがある一方で、リーグ戦は5試合連続未勝利と波が大きく、安定感が課題となっている。
- VAR判定やオフサイド、ポスト直撃など、細かな判定やわずかな運の差が勝敗を左右する、現代サッカーのシビアさが凝縮された試合だった。
プレミアリーグとチャンピオンズリーグ出場権争いは、2025年シーズンも世界中のサッカーファンや日本のサッカー好き読者にとって大きな関心事です。ノッティンガム・フォレストがここから立て直し、再び上位に食い込めるのか。クリスタル・パレスがFAカップとリーグ戦の両立に成功できるのか。今後の試合にも注目が集まりそうです。
Reference(s):
Nottingham's Champion's League hopes fade with draw against Palace
cgtn.com








