アジア陸上選手権最終日、中国が金4追加で19金フィニッシュ
韓国・亀尾(グミ)で行われていたアジア陸上選手権が閉幕し、最終日の土曜日、中国代表が金メダルを4個積み上げました。中国は今大会を19個の金メダル、9個の銀メダル、4個の銅メダルで締めくくり、アジア陸上界での存在感を改めて示しました。この国際ニュースを、日本語ニュースとして整理して振り返ります。
最終日に金メダル4個、中国代表が存在感
今大会の最終日、中国は女子スプリントから中距離、ハードルまで幅広い種目で表彰台の頂点に立ちました。女子200メートル、女子4×100メートルリレー、女子400メートル障害、女子800メートルの4種目で金メダルを獲得し、女子トラック種目での層の厚さを印象づけました。
女子200メートルと4×100メートルリレーでダブル金
女子200メートルでは、中国のChen Yujie(チェン・ユージエ)が22秒97の自己ベストで優勝しました。1秒の100分の1という僅差で、シンガポールのShanti Pereira(シャンティ・ペレラ)が続き銀メダル。同じく中国のLi Yuting(リー・ユーティン)が23秒23で銅メダルを獲得し、この種目で中国は金・銅を押さえる形となりました。
その後の女子4×100メートルリレーでは、Chen、LiにZhu Junying(ジュ・ジュンイン)、Liang Xiaojing(リャン・シャオジン)を加えた中国チームが、43秒28の今季ベストで優勝しました。インドが銀メダル、タイが銅メダルを獲得し、アジア各国・地域のスプリントレベルの高さも示されました。
女子400メートル障害:100分の1秒差の劇的逆転
杭州アジア大会の銀メダリストでもあるMo Jiadie(モー・ジアディエ)は、女子400メートル障害で劇的なレースを見せました。レース終盤までバーレーンのOluwakemi Mujidat Adekoya(オルワケミ・ムジダト・アデコヤ)が先行しましたが、最後の直線でMoが追い上げ、55秒31でフィニッシュ。わずか100分の1秒差でアデコヤをかわし、金メダルをつかみました。
インドのVithya Ramraj(ヴィティヤ・ラムラジ)が56秒46で3位に入り、銅メダルを獲得しています。上位3人が僅差で競り合う接戦となり、アジアの女子ハードルのレベルの高さを印象づけるレースとなりました。
女子800メートル:中距離でも中国が頂点
女子800メートルでは、中国のWu Hongjiao(ウー・ホンジャオ)が2分00秒08で優勝し、中距離種目でも中国が金メダルを手にしました。2位には日本の久保凛(Rin Kubo)、3位にはインドのPooja Pooja(プージャ・プージャ)が入り、アジア各国・地域の中距離の実力者が顔をそろえるレースとなりました。
アジア陸上界の勢力図に見えるもの
今大会最終日の結果からは、いくつかのポイントが浮かび上がります。
- 中国代表は女子スプリント、ハードル、中距離と幅広いトラック種目で金メダルを獲得し、選手層の厚さを示したこと
- シンガポール、インド、日本、バーレーンなどが複数種目で表彰台に入り、アジア全体で競争が激しくなっていること
- 100分の1秒差の決着が続くなど、トップレベルでは紙一重の勝負になっていること
こうした結果は、2025年の国際スポーツシーンを占ううえでも注目されます。中国が見せた安定した強さとともに、他のアジアの選手たちがどこまで差を詰めていくのか。今後の大会でも、今回のアジア陸上選手権での戦いぶりが一つの指標となりそうです。
スマートフォンでさっと追える国際ニュースとしてはもちろん、アジア陸上界の勢力図を考える材料としても、今回の結果は押さえておきたいトピックと言えます。
Reference(s):
Four more golds for China on last day at Asian Athletics Championships
cgtn.com








