中国男子バレーが世界14位オランダ撃破、ネーションズリーグで2連勝
バレーボール男子の国際大会FIVBバレーボールネーションズリーグで、中国代表が世界14位のオランダを3-1で下し、中国・西安ラウンドで2連勝を飾りました。これにより世界ランキングは20位から18位へと浮上し、ホーム開催で存在感を示しています。
世界14位オランダにリベンジ、ホームで2連勝
今回の試合は、中国の西北部、陝西省西安で行われているネーションズリーグ男子大会の一戦です。土曜日の試合で、中国(当時世界20位)は格上のオランダ(同14位)を3-1(25-19、25-20、13-25、25-17)で破りました。
過去のネーションズリーグでは、オランダに2度続けて0-3のストレート負けを喫していた中国にとって、今回の勝利は価値あるリベンジと言えます。木曜日にはセルビアを3-0で下しており、西安ラウンドでの中国はこれで2連勝となりました。
試合の流れ:サーブと守備で主導権
第1・第2セット:中国が主導権を握る
第1セットは両チームとも立ち上がり好調でしたが、オランダ側のミスが響きました。中国は自らのエラーがわずか1本にとどまる一方、オランダは連続ミスで9点を献上。中国はサービスエースも4本奪い、25-19で先取します。
勢いに乗る中国は第2セットでも早々に17-12とリードを広げ、そのまま25-20で連取。安定したサーブとスパイクが光り、会場の声援を受けて試合の主導権を握りました。
第3セットで失速も、第4セットで立て直し
一方、第3セットは流れが一変します。8-8の同点からオランダが10-2のランで一気に突き放し、中国は13-25と大差でこのセットを落としました。
しかし第4セットで中国は守備を立て直します。ミドルブロッカーの李咏臻(リ・ヨンジェン)がこのセットだけで4本のブロックポイントを記録し、要所で相手の攻撃を封じました。最終的に25-17で取り切り、セットカウント3-1で勝利を決めました。
監督と主力が語る勝因:「ミスの少なさ」と「チームの一体感」
中国を率いるビタル・ヘイネン監督は試合後、前半の内容と課題を率直に振り返りました。
「最初の2セットでは、スパイクとサーブはとても良かったです。ブロックとディフェンスはあまり良くありませんでしたが、驚くべきことに、サーブとスパイクではほとんどミスがありませんでした。第3セットは本当に良くなかった。しかし、第4セットでブロックとディフェンスが改善し、きちんと立て直すことができました」と話しています。
チームトップの13得点を挙げた李咏臻は、試合中の戦術修正が鍵だったと語ります。
「試合の序盤はブロックであまり結果を出せませんでしたが、第3セットの後に監督が戦術を調整してくれて、それがとても効果的でした。この勝利はチームの団結の成果です。リードしているときも、追いかけるときも、1点1点を大事に戦いました。2連勝で自信が大きく高まりました」とコメントしました。
中国の世界ランキングは18位に上昇
今回のオランダ戦勝利により、中国男子代表の世界ランキングは20位から18位へと上昇しました。格上相手の勝利を積み重ねることで、ネーションズリーグだけでなく、今後の国際大会に向けても弾みがついた形です。
次戦の相手と大会の行方
大会スケジュールによると、この西安ラウンドでは、中国は日曜日にトルコと対戦し、オランダは日本と、ポーランドはセルビアと対戦する予定であると伝えられていました。日本代表にとっても、ヨーロッパ勢との対戦が続くタフな日程になりそうです。
中国が今回見せたミスの少なさと要所でのブロックは、どの代表チームにとっても参考になるポイントです。ネーションズリーグは長いシーズンを通じて各国・各地域の代表が成長していく舞台でもあり、一戦ごとの内容がそのままチームの伸びしろを映し出します。
今大会で勢いに乗り始めた中国男子代表が、この先どこまで世界の強豪に迫るのか。日本を含むアジア勢の戦いぶりとあわせて、引き続き注目したいところです。
Reference(s):
China beat Netherlands for back-to-back FIVB Men's Nations League wins
cgtn.com