サバレンカが死闘制しウィンブルドン準決勝へ シーゲムンドを逆転
世界1位サバレンカ、死闘の末にウィンブルドン準決勝へ
テニスの四大大会ウィンブルドン選手権女子シングルスで、世界ランク1位のアリーナ・サバレンカがラウラ・シーゲムンドを4-6、6-2、6-4で逆転し、準決勝進出を決めました。試合時間は2時間54分と、今年の大会で3番目に長い一戦となりました。
試合の流れ:37歳シーゲムンドが先行も、サバレンカが巻き返し
37歳のベテラン、シーゲムンドは、これまで4度挑んで一度も勝てていない世界1位からの初勝利を目指していました。ベースラインで相手を消耗させるスタイルで臨み、第1セットを6-4で先取します。
今季すでに全豪オープンとローラン・ギャロス(全仏オープン)で準優勝している27歳のサバレンカは、第2セットでギアを上げ6-2で取り返しました。
最終セットでは、シーゲムンドが再び巧みな配球でサバレンカを揺さぶり、早々にブレークして2-1とリード。サバレンカは最終セットで2度ブレークダウンとなりながらも、そこから盛り返して6-4と逆転に成功しました。
勝敗を分けたもの:パワーだけではない「我慢」とメンタル
シーゲムンドは、長いラリーと変化のあるショットでサバレンカのリズムを崩し続けましたが、最後に勝負を分けたのはサバレンカの粘りとメンタルの強さでした。
試合後、サバレンカはシーゲムンドのプレースタイルについて次のように話しています。
「彼女のテニスは、知らないタイプというより、とてもスマートなゲームです。対戦する相手は、1ポイントごとに一生懸命走って戦わないといけない。ビッグサーバーでも、ハードヒッターでも関係なく、自分で走って、ポイントを勝ち取らないと勝てない相手です。
正直なところ、きょうは自分自身に集中して、彼女に余計なエネルギーを与えないようにしていました。少しイライラした場面もありましたが、それを悟られないようにしていました。」
ウィンブルドンとの相性と今季の充実ぶり
サバレンカは、このウィンブルドンで過去に出場した2大会(2021年と2023年)でいずれも準決勝に進出しており、2022年と2024年にはプレーしていませんでした。今回の勝利で、出場した3大会連続でベスト4入りを果たしたことになります。
今季は、すでにブリスベンに加え、マイアミとマドリードというツアー上位カテゴリーのWTA1000大会で優勝。四大大会では全豪、全仏でともに準優勝しており、このウィンブルドンでも今季3度目のグランドスラム決勝進出、そして4大会連続の決勝進出を視野に戦っています。
節目の12度目の準決勝、WTAファイナルズ一番乗り
今回の勝利により、サバレンカはキャリア通算12度目のグランドスラム準決勝進出を達成しました。さらに、今季のWTAファイナルズへの出場権を最初に確定させた選手ともなりました。
シーゲムンドは、勝てばオープン化以降で史上最年長の「初の」四大大会準決勝進出者となるところでしたが、その快挙にはあと一歩届きませんでした。それでも、世界1位を相手に2時間54分にわたって渡り合った内容は、ベテランの存在感を改めて示すものとなりました。
次戦はアニシモワ戦へ
サバレンカの準決勝の相手はアマンダ・アニシモワです。このカードの行方は、今大会の大きな注目ポイントの一つとなりそうです。
今季すでに大きなタイトルを重ね、グランドスラムでも安定した成績を残しているサバレンカ。ウィンブルドンの芝の上で、さらなる飛躍を遂げることができるのか、引き続き注目が集まります。
Reference(s):
Sabalenka beats Siegemund 4-6, 6-2, 6-4 to reach Wimbledon semifinals
cgtn.com








