世界水泳2025女子水球、中国がニュージーランド下し9位で大会を終える
2025年の世界水泳選手権(World Aquatics Championships)の女子水球で、中国代表がニュージーランドを10-6で下し、大会を9位で終えました。昨年ドーハでの接戦を落としていた相手に競り勝った今回の一戦は、中国女子水球の現在地と今後の成長可能性を示す国際ニュースとなりました。
試合結果とスコアの流れ
現地時間の月曜日に行われた女子水球の順位決定戦で、中国は立ち上がりから主導権を握りました。序盤わずか5分の間に、Yan Siyaが1点、Zhou Shangが2点を決め、いきなり3点を先行します。
ニュージーランドもMorgan McDowallが2得点を挙げて食い下がりましたが、第1ピリオド終了間際、残り8秒でZhang Yumianがゴールを決め、スコアは4-2と中国がリードして最初のピリオドを終えました。
第2ピリオドに入っても中国の勢いは衰えません。Zhangが再びゴールを決めると、McDowallが人数有利(エクストラプレーヤー)の状況から得点し応戦。Yanはペナルティスローを一度は外したものの、その後きっちり得点を決め、前半終了時点で中国が6-3とリードを広げました。
後半も安定した試合運びで10-6フィニッシュ
後半に入っても中国は守備と攻撃のバランスを崩さず、試合の流れを掌握し続けました。堅い守備でニュージーランドを抑えながらリードを保ち、最終的なスコアは10-6。危なげない内容で今大会最後の試合を締めくくりました。
キープレーヤーと個人成績
この試合では、Zhang、Zhou、Yan、そしてWang Huanの4選手がそれぞれ2得点をマークし、攻撃面で存在感を示しました。大会を通じた個人成績でも、いくつかの数字が光ります。
- Yan Siyaは今大会通算15得点と、チーム最多スコアラーとして活躍
- Shao Yixinもこの試合で通算10得点に到達し、攻撃陣を支える一人となりました
- ゴールキーパーのShen Yinengは、この試合で8セーブを記録
- 大会全体では合計50セーブをマークし、守備の要としてチームを支えました
攻守それぞれの柱がしっかりと役割を果たしたことで、チームとしての安定感も増した試合だったと言えます。
昨年ドーハの雪辱を果たす9位
中国とニュージーランドは、昨年の世界選手権(ドーハ)でも9位決定戦で対戦しており、そのときは16-15でニュージーランドが僅差の勝利を収めていました。今回の世界水泳2025では、中国が序盤から試合をコントロールし、落ち着いたゲーム運びでリードを守り切る展開となりました。
同じ順位決定戦での再戦を制して9位で大会を終えたことは、スコア以上にチームにとって大きな意味を持つ結果と言えそうです。
若手中心の新チーム、Wang Huanが語る手応え
この試合でMVPに選ばれたWang Huanは、試合後のコメントでチームの現状と今後への手応えを語りました。
「私たちは新しいチームで、若い選手が多いです。世界選手権に出るのは彼女たちにとって初めてです。コーチはとても良い指導者ですが、一緒に仕事をしてまだ7週間しか経っていません。もっと時間をかけて一緒にプレーすれば、さらに成長して、より良いチームになれると思います」と前向きに話しています。
経験の少ない若手が多い中で、短期間でチームとしての形をつくり、世界水泳の場で9位という結果を残したことは、今後に向けた土台づくりの第一歩と見ることができます。
国際女子水球で浮かび上がる中国の現在地
順位決定戦はメダル争いからは一歩引いたステージですが、次の大会に向けて課題と収穫を確認する重要な場でもあります。中国は昨年の悔しい敗戦を踏まえつつ、今回は試合を通して主導権を握り、若手主体のチームで安定した内容を見せました。
国際女子水球の舞台で、中国はまだ伸びしろの大きいチームとして位置づけられそうです。短期間でチームをまとめた新指揮官のもと、今後どこまで順位を押し上げていくのか。今回の世界水泳2025での9位という結果は、その成長ストーリーの始まりを告げる一歩と言えるでしょう。
Reference(s):
China secure 9th place in women's water polo at World Championships
cgtn.com








