アジア射撃選手権で中国女子スキートが団体V 個人&混合種目も制す
2025年のアジア射撃選手権で、中国代表が女子スキート団体と個人、さらに混合エアピストルでもタイトルを獲得しました。アジアの射撃シーンで存在感を示す結果となっています。
カザフスタン・シムケントで女子スキート団体を制覇
アジア射撃選手権が開催されているカザフスタンのシムケントで、現地時間の水曜日に行われた女子スキート団体決勝で、中国代表が優勝しました。国際ニュースとしても注目される一戦です。
中国代表のメンバーは、Jiang Yiting、Che Yufei、Gao Jinmei の3選手。決勝でチーム合計342点をマークし、開催国カザフスタン代表を抑えてトップに立ちました。
- 1位:中国代表(Jiang Yiting、Che Yufei、Gao Jinmei)=342点
- 2位:カザフスタン代表(Adel Sadakbayeva、Anastassiya Molchanova、Olga Khailova)
- 3位:インド代表(Maheshwari Chauhan、Ganemat Sekhon、Raiza Dhillon)
女子スキートは、空中に飛び出すクレーと呼ばれる標的を散弾銃で撃ち落とす競技で、安定したメンタルと精密なタイミングが求められます。短時間で形勢が大きく変わることも多く、今回も団体・個人ともにドラマのある展開となりました。
個人戦はJiang Yitingが逆転の金メダル
女子スキート個人戦でも、中国代表が表彰台の頂点に立ちました。予選ラウンドでは、Jiang Yiting と Che Yufei の2人が上位で通過し、そろって決勝へ進出しました。
決勝の前半50発を終えた段階では、Che がJiangを1点リード。しかし、最後の10発で流れが変わります。26歳のCheは終盤で2発を外してしまった一方、Jiangはラスト10発をすべて的中させ、見事な逆転劇で金メダルをつかみました。
- 金メダル:Jiang Yiting(中国代表)
- 銀メダル:Che Yufei(中国代表)
- 銅メダル:Anastassiya Molchanova(カザフスタン代表)
同じ代表チームの仲間どうしが優勝を争う構図となりましたが、最後はわずかなミスの差と、プレッシャーの中で的中を積み重ねた集中力が勝敗を分けた形です。スコアだけでなく、メンタルの攻防という点でも象徴的な決勝といえます。
混合エアピストルでも逆転V Ma QiankeとZhang Yifan
中国代表はクレー射撃だけでなく、ピストル種目でも強さを見せました。混合10メートルエアピストル団体決勝では、Ma Qianke と Zhang Yifan のペアが韓国代表ペアとの接戦を制し、タイトルを獲得しました。
決勝中盤、中国ペアは12対8とリードを許す苦しい展開でしたが、ここから6ポイントを連取して一気に逆転。最終的に16対12として勝利を収めました。
- 優勝:中国代表(Ma Qianke/Zhang Yifan)=16対12
- 2位:韓国代表(Yoo Hyun-young/Lee Won-ho)
ポイント制の決勝では、一度流れをつかむとスコアが一気に動くことがあります。12対8からの連続得点は、技術だけでなく、プレッシャーの中で集中力を切らさなかった結果といえます。
アジア射撃で存在感を高める中国代表
今回のアジア射撃選手権では、女子スキート団体・個人、混合エアピストルという複数種目で中国代表がタイトルを獲得し、層の厚さを改めて示しました。クレー射撃とピストルという異なる競技で結果を残したことは、強化体制の幅広さをうかがわせます。
一方で、開催国カザフスタンやインド、韓国なども表彰台に名を連ねており、アジア全体のレベルが底上げされていることも読み取れます。今後の国際大会や世界選手権に向けて、アジア勢どうしの競争がさらに激しくなっていきそうです。
国際ニュースとして見れば、今回の結果はスポーツの枠を超えて、各国・地域の育成システムやスポーツ政策の成果を映し出すものでもあります。数字だけでなく、その背景にある選手の準備やチームの戦略にも目を向けると、アジア射撃の動きがより立体的に見えてきます。
Reference(s):
China claim women's skeet team title at Asian Shooting Championships
cgtn.com








