40歳ロナウド、ポルトガル代表を再結集 ディオゴ・ジョタ死去後初の合宿でW杯予選へ
ポルトガル代表が2026年ワールドカップ予選に向けて再始動しました。40歳になったクリスティアーノ・ロナウドがチームを率い、ディオゴ・ジョタの死去後初となる合宿に臨んだことが、サッカーファンの注目を集めています。
9月6日と9日に行われることになっていたアルメニア戦とハンガリー戦の予選を前に、代表チームは火曜日、リスボン郊外のトレーニング施設シダーデ・ド・フットボルに集合し、トレーニングセッションを行いました。ネーションズリーグ王者として臨む重要な期間の幕開けでした。
40歳ロナウド、なおチームの中心
五度の年間最優秀選手に輝いたロナウドは、40歳となった今もなおポルトガル代表の象徴的存在です。今回の合宿でも、その経験とカリスマ性に、周囲の視線と期待が自然と集まります。
ベテランとなったロナウドに求められるのは、ゴールやアシストだけではありません。長い国際舞台で培ってきた勝ち方のイメージや、プレッシャーとの付き合い方を若い選手たちに伝えることも、大きな役割になっています。
ディオゴ・ジョタの不在と、チームに残る痛み
今回の集合は、ポルトガル代表にとって特別に重い意味を持っていました。レギュラーとしてチームを支えてきたディオゴ・ジョタが、7月初旬にスペインで起きた交通事故で、兄弟のアンドレ・シウバと共に命を落としてから、初めてのトレーニングセッションだったからです。
ジョタはポルトガル代表の常連メンバーとして、多くの試合で重要な役割を果たしてきました。その突然の死は、チームメイトやスタッフだけでなく、ポルトガル国内外のサポーターにも大きな衝撃を与えました。
初めてのトレーニングは、当然ながら明るさ一色というわけにはいきません。チームはジョタとアンドレ・シウバの死を悼みながら、それでも前に進まなければならないという現実に向き合っています。スポーツの世界では、こうした喪失と向き合いながら競技を続ける場面が繰り返し訪れますが、今回は代表チームにとって特に重いものになりました。
アルメニア、ハンガリーとの予選はなぜ重要だったのか
ポルトガル代表は、この合宿の後、2026年ワールドカップ欧州予選の重要な二連戦に向かうことになっていました。ネーションズリーグ王者としての自信と責任を背負いながら、チームは次のような日程に臨む予定でした。
- 9月6日 アルメニア戦(エレバン)
- 9月9日 ハンガリー戦(ブダペスト)
どちらもアウェーゲームであり、移動距離や環境への適応を含めて簡単な試合ではありません。合宿は、戦術の確認だけでなく、ジョタを失ったチームとして再び一体感を取り戻すための時間でもありました。
2026年のワールドカップ本大会は、アメリカ、カナダ、メキシコの3カ国で開催される予定です。開催地が広がる一方で、欧州予選の競争が激しいことに変わりはありません。だからこそ、この9月の二試合は、ポルトガルにとって流れをつくる意味で大きな位置づけを持っていました。
日本のファンがこのニュースから考えたいこと
日本からこのニュースを見ると、いくつかのポイントが浮かび上がります。
- ベテラン選手が代表の中心であり続けることの意味
- 突然の事故で仲間を失ったチームが、どのように心を整え試合に向かうのか
- ヨーロッパの代表チームの動きが、ワールドカップを通じて世界中のサッカーファンとつながっていること
ヨーロッパの試合やニュースは、日本時間では深夜や早朝に入ってくることが多いですが、こうした背景を知ると、ハイライト動画や結果だけでは見えてこないドラマが浮かび上がります。ロナウド率いるポルトガル代表が、ディオゴ・ジョタの不在という大きな痛みを抱えながら、どのように戦い続けていくのか。これからの代表戦を見るうえで、心に留めておきたい視点です。
Reference(s):
Cristiano Ronaldo trains with Portugal ahead of World Cup qualifiers
cgtn.com








