Long Jianguoが男子スピード初優勝 スポーツクライミング世界選手権
スポーツクライミングの国際ニュースです。2025年のIFSCクライミング世界選手権ソウル大会の男子スピード種目で、中国の22歳、Long Jianguo選手が初の世界タイトルを獲得しました。男子スピードで中国の選手が頂点に立つのは13年ぶりで、2026年に日本の愛知で開かれるアジア大会への出場権もつかみました。
ソウルで中国の新星が世界タイトル獲得
大会は韓国・ソウルで行われ、Long Jianguo選手は予選から決勝まで一貫して高いスピードと安定感を見せました。男子スピードクライミングは、同じルートが設定された壁をどれだけ速く登り切るかを競う種目で、スタートの反応や一手一手の精度が勝負を左右します。
大会の主なポイント
- 中国の22歳、Long Jianguo選手が男子スピードで初優勝
- 全ラウンドで4秒台を記録し、ウクライナ、スペイン、イランの選手を破って決勝進出
- 決勝は4.80秒でドイツのLeander Carmanns選手に0.19秒差で勝利
- 2026年の愛知アジア大会(アジア競技大会)の出場権を獲得
全ラウンド4秒台の安定したクライミング
Long選手は、今大会を通じてすべての登坂を4秒台でまとめました。この安定したスピードが、トーナメントを勝ち上がる上で大きな武器となりました。
特に、ウクライナ、スペイン、イランといった各国の代表選手との対戦では、スタートからトップスピードに乗るまでの動きにムダが少なく、危なげないレース運びで相手を上回りました。
4.80秒の快走で0.19秒差の金メダル
決勝では、Long選手は4.80秒というタイムを叩き出し、ドイツのLeander Carmanns選手を0.19秒差で抑えました。わずか0.2秒にも満たない差ですが、スピードクライミングでは一つのホールドのつかみ方や一歩の蹴り出しで生まれる大きな違いです。
13年ぶりの制覇、中国スピードクライミングの系譜
中国の男子選手がIFSC世界選手権のスピード種目で金メダルを獲得するのは、鍾奇欣(Zhong Qixin)選手以来13年ぶりです。鍾選手は2007年から2012年にかけて男子スピードで4連覇を果たし、その名を歴史に刻みました。
今回のLong選手の優勝は、その系譜を受け継ぐ新世代の登場を印象づけるものです。中国のスポーツクライミングが再びスピード種目で世界のトップレベルにあることを示す結果ともいえるでしょう。
2026年愛知アジア大会へ、日本での戦いにも注目
Long選手は、この世界選手権での活躍により、2026年に日本の愛知で開催される予定のアジア大会への出場権も手にしました。アジアのトップクライマーが集う舞台で、世界王者としてどのようなクライミングを見せるのかが注目されます。
日本で開かれる国際大会ということもあり、スポーツクライミングや国際ニュースを日本語で追いかけている読者にとっては、チェックしておきたいトピックです。中国、ドイツ、ウクライナ、スペイン、イランなど、さまざまな国や地域から若いクライマーが台頭している現状は、これからのスポーツシーンを考える上でも興味深い動きだといえます。
スピードクライミングは一瞬で勝負が決まる競技ですが、その裏側には長い練習と戦略があります。今回のLong Jianguo選手の金メダルは、アジア発のクライマーが世界の舞台でどこまで存在感を高めていけるのかを考えるきっかけにもなりそうです。
Reference(s):
Long Jianguo wins men's speed climbing gold at World Championships
cgtn.com








