卓球アジア選手権女子団体で中国が王座奪還、日本を3-0で下す
卓球のITTF-ATTUアジア団体選手権女子団体で、中国代表が日本代表を3-0で下し、アジアの頂点の座を奪還しました。昨年(2024年)の決勝での敗戦を跳ね返し、2026年にロンドンで開催される世界団体選手権への出場権も手にしました。
中国女子がアジア団体王座を奪還
インド東部のブバネーシュワルで行われたITTF-ATTUアジア団体選手権の女子団体決勝で、中国は前回王者の日本を相手にストレート勝ちを収めました。3試合すべてで主導権を握り、危なげない内容でタイトルを手にしました。
3試合連取の内容は
第1試合:王曼昱が立て直して先勝
第1試合では、世界ランキング2位の王曼昱が、日本の橋本帆乃香と対戦しました。立ち上がりは橋本が積極的なプレーを見せ、第1ゲームを12-10で先取します。
しかし王はここからギアを上げ、第2ゲームを11-3、第3ゲームを11-6、第4ゲームを11-3と一気に3ゲーム連取。試合を逆転で制し、中国に1-0のリードをもたらしました。
第2試合:孫穎莎がエースの貫禄
続く第2試合には、世界ランキング1位の孫穎莎が登場し、日本の張本美和と対戦しました。第1ゲームは11-9と競り合いになりましたが、要所で得点を重ねた孫が押し切ります。
勢いに乗った孫は、第2ゲームを11-5、第3ゲームを11-7で連取し、ストレート勝ち。中国のチームスコアを2-0とし、優勝に大きく近づきました。
第3試合:蒯曼が粘り勝ちで締めくくり
優勝に王手をかけた第3試合では、蒯曼が日本の早田ひなと対戦しました。第1ゲームは8-11で落としたものの、第2ゲームを12-10で取り返し、流れを引き寄せます。
その後は11-6、11-9と接戦をものにし、3-1で勝利。中国が3試合を連取し、決勝はトータル3-0のスコアで決着しました。
昨年の雪辱とロンドン世界団体選手権への弾み
中国にとって今回の優勝は、2024年の決勝で喫した敗戦を返す意味合いもありました。前回タイトルを奪われた日本を相手にストレート勝ちを収めたことで、アジアでの存在感を改めて示した形です。
この優勝によって、中国女子代表は2026年にロンドンで開催されるITTF世界団体選手権の出場権も確保しました。アジアの厳しい戦いを勝ち抜いた経験は、世界の舞台での戦いでも大きな自信となりそうです。
日本にとっての課題と収穫
日本はタイトル防衛こそならなかったものの、アジアのトップレベルで決勝まで勝ち進んだことは、チーム力の高さを示すものでもあります。個々の選手が中国のトップ選手と対戦した経験は、今後の成長につながる重要な財産となるでしょう。
一方で、中国の世界トップクラスの実力と層の厚さを前に、どのようにゲームプランを組み立てるかという課題も浮き彫りになりました。サービスやレシーブ、ラリーでの一球ごとの精度をさらに高められるかが、今後の焦点となりそうです。
アジア卓球のレベルを示す一戦
今回の決勝は、中国と日本という世界のトップレベルにあるチーム同士が激突した一戦でした。スコア以上に内容の濃いゲームが続き、アジア卓球のレベルの高さを改めて印象づけました。
中国の王座奪還と日本の健闘。ロンドンでの世界団体選手権に向けて、アジア勢の戦いは今後も注目を集めそうです。
Reference(s):
China reclaim women's title at Asian Table Tennis Team Championships
cgtn.com








