WTTファイナルズ香港:孫穎莎と林詩棟が準々決勝へ、混合複も熱戦
2025年12月、香港SARで行われている卓球のWTT(World Table Tennis)ファイナルズで、中国の孫穎莎(女子)と林詩棟(男子)がそろってシングルス準々決勝に進出し、大会は上位勢中心に緊張感を増しています。
孫穎莎が同胞対決をストレートで突破
女子シングルスでは、世界ランキング1位の孫穎莎が王芸迪との同胞対決に臨み、11-3、11-9、11-7、11-7のストレート勝ち。セットを通じて主導権を握り、危なげなくベスト8入りを決めました。
孫は金曜日の準々決勝で、日本の長崎美柚と対戦します。大会終盤に向け、日中の注目カードが早くも実現する形です。
男子は20歳の林詩棟が4-0、接戦の第1ゲームが分岐点に
男子シングルスでは、20歳で世界ランキング2位の林詩棟が梁靖崑を相手に、15-13、11-3、11-4、11-9で4-0勝利。最初のゲームをデュース級の接戦で取り切ったあと、一気に流れを引き寄せました。
向鵬、蒯曼も準々決勝へ
この日のシングルスでは、中国勢の勝ち上がりが続きました。
- 向鵬:大韓民国の安宰賢を下してベスト8入り
- 蒯曼:日本の早田ひなを下してベスト8入り
会場が香港SARという国際色の強い舞台で、アジアの強豪同士が詰将棋のようなラリーを重ねる展開が続いています。
混合ダブルスは「同胞対決」と香港SARペアの死闘がハイライト
混合ダブルスでは、王楚欽/孫穎莎組が林詩棟/蒯曼組との同胞対決を13-11、12-10、11-6で制しました。僅差の序盤2ゲームを取り切ったことが、そのまま勝負を決める形になりました。
一方で、香港SARの黄鎮廷/杜凱琹組は、インドのマヌシュ・シャー/ディヤ・チタレ組と5ゲームの激戦に。11-7、11-3、4-11、10-12、11-4で競り勝ち、地元の空気を味方にしながら粘り切りました。
「勝ち切る力」が問われる終盤戦へ
この大会はトップ選手が集まるぶん、点差以上に内容が拮抗しやすいのが特徴です。実際、シングルスはストレート決着が目立つ一方、混合ダブルスでは数点の綱引きが結果を左右しました。12月の香港SARで、準々決勝以降はさらに「最初の数点」「終盤の1本」が重くなっていきそうです。
Reference(s):
Sun Yingsha, Lin Shidong reach women's, men's last eight at WTT Finals
cgtn.com








