レクサム、フォレストをPKで撃破 FAカップで“ジェットコースター”決着
FAカップでまた一つ、忘れがたい番狂わせが生まれました。2026年1月9日(現地時間の金曜)、レクサムがノッティンガム・フォレストをPK戦4-3で下し、延長戦でも決着がつかない激闘を制しました。
試合のポイント(忙しい人向け)
- レクサムがフォレストをPK戦4-3で撃破(延長でも決着つかず)
- GKアーサー・オコンコがPK2本をセーブし勝負の主役に
- フォレストは途中出場のカラム・ハドソン=オドイが2得点、89分に同点弾
- FAカップは再試合がなく、一発勝負の緊張感が際立つ展開に
前半はレクサム優勢、フォレストが追いすがる
試合はレクサムが前半のうちに主導権を握りました。リベラト・カカーチェとオリバー・ラスボーンのゴールで2点を先行し、スタジアムの空気を一気に自分たちのものにします。
しかし後半、フォレストも反撃。イゴール・ジェズスの得点で1点を返すと、残り16分でドミニク・ハイアムのダイビングヘッドが決まり、レクサムが再び2点差に広げました。
89分の同点弾、そして「再試合なし」が導いたPK戦
ここから試合は一気に“ジェットコースター”になります。フォレストの途中出場、カラム・ハドソン=オドイが2つの見事なゴールを決め、89分には同点に。延長戦でも両者譲らず、勝負はPK戦へ持ち込まれました。
今回のFAカップでは再試合が行われないため、引き分けで「次戦に持ち越し」はありません。90分、延長、PKまでの一続きの緊張感が、そのまま試合の熱量を押し上げた形です。
PK戦の主役はGKオコンコ
PK戦ではレクサムがジョシュ・ウィンダス、カラム・ドイル、ジョージ・トマソン、ジェイ・ロドリゲスが成功。一方でGKアーサー・オコンコが、イゴール・ジェズスとオマリのシュートを止める“映画のような”活躍を見せ、レクサムが4-3で競り勝ちました。
背景:快進撃を続けるレクサム、事情を抱えるフォレスト
レクサムは、俳優のライアン・レイノルズ氏とロブ・マケルヘニー氏が2021年にクラブを買収して以降、3季連続で昇格を重ねてきたとされます。さらに今季はチャンピオンシップで4連勝中という勢いもあり、クラブの上昇気流がカップ戦にも波及している格好です(レクサムはウェールズのクラブですが、イングランドの大会に参加しています)。
対するフォレストは、ショーン・ダイチ監督が「最優先は(トップリーグでの)残留」と位置づける状況の中、メンバーを大きく入れ替えて試合に臨んだとされます。ダイチ監督は試合後、前半について「まったく受け入れられない」と厳しく振り返りつつ、後半に投入した選手たちを「信用に値する」と評価し、「プレミアリーグのチームのように見えた」と語りました。
一夜の番狂わせが映すもの
強豪の事情と、勢いに乗るクラブの集中力。その綱引きが、90分のドラマとPK戦の一撃に凝縮された試合でした。レクサムの“物語”がどこまで続くのか。FAカップらしい余韻を残しつつ、次のラウンドへ視線が移ります。
Reference(s):
Wrexham ride 'rollercoaster' to knock Nottingham Forest out of FA Cup
cgtn.com








