ミラノ五輪ショートトラック男子500m、デュボワ金 劉少昂は転倒で決勝届かず
ミラノ・コルティナ冬季五輪で注目のショートトラック男子500メートルは、カナダのスティーブン・デュボワ選手が個人初の金メダルを獲得しました。一方、中国本土勢は劉少昂(リウ・シャオアン)選手が準決勝で転倒し、表彰台を逃す展開となりました。
男子500mはデュボワが40秒835で頂点
大会の男子500メートル決勝(Final A)は、デュボワ選手(28)が40秒835でフィニッシュし、五輪の個人種目で初の金メダルを手にしました。
- 金:スティーブン・デュボワ(カナダ)40.835
- 銀:メレ・ファン・ト・ワウト(オランダ)40.912
- 銅:イェンス・ファン・ト・ワウト(オランダ)41.908
表彰台は、オランダのファン・ト・ワウト兄弟が銀・銅を分け合う形となり、スプリント種目らしい僅差の勝負が際立ちました。
劉少昂は準決勝ラスト1周で転倒、Final Aを逃す
中国本土の優勝候補の一人と見られていた劉少昂選手は、準々決勝を落ち着いて突破したものの、準決勝の最終周で転倒。Final A(メダルを争う決勝)進出を逃しました。
その後、Final B(順位決定)では41秒525で1着となり、総合6位で競技を終えています。同じく中国本土の林孝埈(リン・シャオジュン)選手も準々決勝に進みましたが、組4着で敗退となりました。
「春節に良い結果を」—悔しさにじむコメント
劉選手は、春節(旧正月)直後のタイミングも意識しながら、悔しさをにじませました。
「私たちは本当は、春節に向けて皆さんに良い結果を届けたかった。でも中国本土のショートトラックチームは金メダルを獲れなかった。少し受け入れがたい。とても残念です。全力を尽くしたことを理解してほしい」
男子5,000mリレーもFinal A届かず、男子は「事実上の区切り」
さらに男子5,000メートルリレーは準決勝で組3着となり、Final A進出を逃したとされます。この結果を受け、イタリアでの中国本土男子ショートトラックは「事実上の区切り」を迎えた形です。
今大会の同種目における中国本土のメダルは、男子1,000メートルの孫龍(スン・ロン)選手の銀メダルが唯一とされています。大会日程としては、女子1,000メートルと男子5,000メートルリレーを含む競技が残る中で、各国の最終盤の戦い方にも注目が集まります。
短距離ほど「一瞬」が結果を変える
500メートルは、わずかな接触やライン取りの乱れが、そのまま転倒や失速に直結しやすい種目です。今回は、デュボワ選手が持ち味の加速と安定感を結果につなげ、劉選手は「最後の1周」で流れが大きく変わりました。ショートトラックの面白さと残酷さが、同時に映ったレースだったと言えそうです。
Reference(s):
Liu falls short in men's 500m short track as Dubois bags gold in Milan
cgtn.com








