王熙雨が全仏オープン3回戦へ快進撃、中国勢女子シングルスの唯一の生き残りに
テニスの全仏オープン女子シングルスで、中国本土の王熙雨(ワン・シーユー)選手が自身初の3回戦進出という快挙を成し遂げました。同郷の王欣雨(ワン・シンユー)選手が惜しくも敗退する中、中国勢唯一の生き残りとして次戦に挑みます。
相手の棄権により初の3回戦進出
2回戦で対戦したアメリカの第26シード、ヘイリー・バプティスト選手との試合は、王熙雨選手の主導権を握る展開となりました。序盤から積極的なプレーを見せた王選手は、第1ゲームでブレイクに成功。その後、バプティスト選手に追いつかれる場面もありましたが、第5ゲームで再びリードを奪い、4-2と優勢に進めました。
試合が動いたのは、王選手がセットポイントを握っていた第10ゲームのことです。デュースの局面で、バプティスト選手がショットを打つ際にスリップし、怪我のため試合を続行できなくなりました。結果として、試合時間は51分という短い時間で幕を閉じ、王選手が32強への切符を手にしました。
グランドスラムでの3回戦進出は、2022年の全米オープンに続き、今回で3度目の経験となります。しかし、全仏オープンのクレーコートにおいてこのステージまで勝ち進んだのは、彼女のキャリアで初めてのことです。
次戦は「ジャイアントキリング」を演じた強敵と対戦
3回戦で王熙雨選手が対戦するのは、ウクライナのユリア・スタロドゥブツェバ選手です。スタロドゥブツェバ選手は、世界ランキング2位のエレナ・リバキナ選手をフルセットの末に破るという、今大会最大の波乱の一つを演出した勢いのあるプレーヤーです。
勢いに乗る相手に対し、王選手がどのように立ち向かうのか、世界中のテニスファンから注目が集まっています。
王欣雨選手の敗退と中国勢の現状
一方で、共に期待されていた中国本土の王欣雨選手は、激しい3セットの戦いを繰り広げましたが、惜しくも敗退となりました。粘り強いプレーを見せたものの、一歩及びませんでした。
これにより、女子シングルスにおいて中国勢の希望は王熙雨選手一人に託されることとなりました。個々の選手の精神的な強さと、クレーコートへの適応力が試される展開が続いています。
Reference(s):
Wang Xiyu reaches French Open third round as Wang Xinyu exits in Paris
cgtn.com