SNS時代から「ゲーム時代」へ?人々の関心がシフトするデジタル空間の現在地 video poster
私たちは日常的にスマートフォンでSNSをチェックし、情報の波に身を任せることに慣れています。しかし今、私たちの「関心」という限られたリソースを奪い合う競争の中で、ある大きな変化が起きています。
SNSを凌駕する「ゲーミング」の吸引力
これまで、世代を問わずSNSへの滞在時間が延び続けていることは広く知られてきました。しかし、最近の傾向として、ゲームが伝統的なソーシャルメディアを圧倒するほどの注目を集め始めています。
かつてのゲームは「暇つぶしの娯楽」という側面が強かったかもしれません。しかし現在では、その立ち位置が大きく変わっています。
- 受動的な消費から能動的な体験へ:タイムラインを眺めるだけの受動的な時間ではなく、自ら操作し、目標を達成する能動的な体験が、ユーザーに強い充足感を与えています。
- 新たなコミュニケーションの拠点:ゲーム内でのチャットや共同作業を通じて、友人や世界中の人々と繋がる「現代の広場」としての役割を担うようになりました。
デジタル空間における「時間」の意味の変化
SNSが「情報の断片」を効率的に消費させる場所であるのに対し、ゲーミングは「没入感のある体験」を提供します。この没入感こそが、情報過多な時代に疲れた現代人が、無意識に求めている心地よさなのかもしれません。
デジタル上の交流の形が、単なる「つながり(Connection)」から、共通の目的を持つ「体験の共有(Shared Experience)」へと移行しているとも考えられます。
私たちの生活の中で、デジタルデバイスに向き合う時間がどのような意味を持つようになるのか。それは単なる娯楽の選択ではなく、私たちがどのように他者と繋がり、自分の時間を価値あるものにしたいかという、静かな価値観の変化を反映しているのかもしれません。
Reference(s):
cgtn.com